ダイワハウス Special 地球ゴージャスプロデュース公演 Vol.15『ZEROTOPIA』の公開ゲネプロが8日、東京・TBS赤坂ACTシアターで行われ、柚希礼音、西川貴教、新田真剣佑、宮澤佐江、花澤香菜、寺脇康文、岸谷五朗が取材に応じた。

  • 前列左から岸谷五朗、柚希礼音、西川貴教、寺脇康文。後列左から宮澤佐江、新田真剣佑、花澤香奈。

    前列左から岸谷五朗、柚希礼音、西川貴教、寺脇康文。後列左から宮澤佐江、新田真剣佑、花澤香奈。

同作は岸谷と寺脇によって1994年に結成された"地球ゴージャス"のプロデュース公演で、15回目を迎える。沈没した豪華客船から生き残った男女に待ち受ける運命を描いていく。過去を持つ男女たちが心を通わせていく様子や、島の陰謀など歌やダンス、コメディシーンもたっぷりに表し、柚希や西川、新田もその歌唱力を発揮した。

岸谷は「今の、この時期にしかできない演劇が作れたんじゃないかなと思います。私も寺脇さんも本当に幸せなのは、最高に素晴らしいキャスト・スタッフが毎回集まってくれるということ」と感謝する。特別な過去を持った人物たちが無人島に集うという内容に「全員過去が凄まじく違っていて、宝塚、音楽界、アメリカ、アイドル界、声優界、今回のキャストにぴったりのかたちが集まってもらえたなと思ってもらっています」と出演者陣を表した。

フォトセッション時には西川の肩を揉んだり、二の腕をつねったりと仲の良い様子を見せていた新田は、カンパニーについて「みんな家族。本当にお兄ちゃん、お姉ちゃんに会いに来るという感覚で」と楽しそうにしつつ、「ダメなんですけどね、本当は……」と即反省。「急に尻すぼみになるな!」とつっこんだ西川は、新田との仲について「大体一緒にいるので、見つけやすい。1人見つかるとだいたいもう1人いる」と語った。

  • いい表情で西川貴教の二の腕をつまむ新田真剣佑

また、元男役の柚希がレポーターから「女性らしくなってきた」と言われると、西川が「稽古の時はスポーツブラで出るんですけど、本番はすごいカップの……」と言い始め、柚希が慌てて止める一幕も。柚希は改めて「皆様にもいろんなことを教えていただきながら。地球ゴージャスに出るならもっと戦う強い女、みたいなイメージだったんですけど、あえて一番女性らしい役を与えてもらえた」と感謝していた。寺脇から女性らしさを教えてもらうこともあったというが、寺脇は「ちえちゃんの本来の女性らしさを出してもらっただけ」と謙遜した。

Wキャストとなる宮澤と花澤。普段声優として活躍している花澤は「語尾が特殊で、それをいかにナチュラルに言うか、それがかわいいポイントだったりするんです」と役を説明する。宮澤は「普段から何してても『かわいい』って言われちゃうんで。ね、真剣佑?」と新田に話しかけるも、反応がない新田に「遠く見るな!」とつっこんでいた。