アイドルグループ・嵐の櫻井翔が4日、東京ミッドタウン日比谷で行われた主演映画『ラプラスの魔女』(2018年5月4日公開)の完成記念イベントに、広瀬すず、福士蒼汰、志田未来、佐藤江梨子、高嶋政伸、三池崇史監督とともに登場した。

  • 左から三池崇史監督、志田未来、福士蒼汰、櫻井翔、広瀬すず、佐藤江梨子、高嶋政伸

    左から三池崇史監督、志田未来、福士蒼汰、櫻井翔、広瀬すず、佐藤江梨子、高嶋政伸

同作は小説家・東野圭吾のデビュー30周年記念作品で発行部数は28万部を突破し、原作権の獲得には12社が競合したという。連続しておきた不審死の調査を担当することになった地球化学の研究者である大学教授・青江修介(櫻井)は、謎の女・円華(広瀬すず)とともに行動をともにする。

4年ぶり映画、そして10年ぶりの三池監督とのタッグに、櫻井は「『ヤッターマン』でご一緒させていただいた三池監督と再び、全く違うテイストでご一緒させていただいたので、嬉しかったです」と喜ぶ。三池監督は櫻井について「全然変わらない! 現場に入りたてのスタッフも我々もすごく気軽に声をかけやすいし、同じ目線で真剣に話をして」と称賛した。

三池監督はさらに「大変難しいことだと思います。トップスターでい続ける人間が、普通の目線でどのスタッフとも横の目線で付き合える。すごくみんなファンになってました」と明かす。櫻井は「めちゃめちゃ褒められてます。そんなこと言っていただいて嬉しいです」と恐縮していた。

広瀬も「いい意味で壁を作らないでくださる」と櫻井について感謝すると、櫻井は「円華に巻き込まれる役だったので、現場でも(広瀬から)『翔さん、トレーニングしましょう』って、スクワットとかダッシュとか、ガチめのやつですよ」と振り返る。「(広瀬に)『はい、やりましょう』みたいな。役の関係性のまま現場で入られたのはあったかもしれないですね」と思いを馳せた。

広瀬も、「『もう1セット行きますか?』と言われて『櫻井さんが決めてください』というと、必ず『やる』って」と櫻井のやる気を語ると、櫻井は「優秀な生徒ですから、私は」とドヤ顔に。クライマックスのシーンの前には「広瀬's ブートキャンプ」が始まったと明かした。

櫻井はさらに広瀬's ブートキャンプについて「福士くんも参加して、3人でやってました。 福士くんは大人なんでしょうね。少しやってスタンバイに入って。私はブートキャンプやってますから、10分、15分、20分。撮影で行ってるから、呼ばれるわけです。『櫻井さんお願いしま〜す!』汗だくなわけです。非常に強く反省してます」と、立て板に水という様子でよどみなくエピソードを披露。この撮影エピソードに、「魔女な部分があるのでは?」と聞かれた広瀬は「あるでしょうね」とニヤリとしていた。

また、櫻井がドラマ『先に生まれただけの僕』で共演していた高嶋に、「今日は、加々谷専務ではないですよね?」と確認する一幕も。高嶋は櫻井の役名をこそこそ確認しつつ「な鳴海〜!!」とドラマの一場面を再現し、歓声が上がっていた。