お笑いコンビ・浅草キッドの水道橋博士が3日、都内で行われた映画『ダンガル きっと、つよくなる』(4月6日公開)の応援上映プレイベントに登場。イベント後に囲み取材に応じ、師匠であるビートたけしの独立騒動について語った。

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水道橋博士

たけしは「オフィス北野」を3月いっぱいで退社し、今月から新事務所「T.Nゴン」で活動を開始。1日には、オフィス北野に所属するたけし軍団のダンカン、水道橋博士らが、ブログなどで声明文を発表し、オフィス北野の森昌行社長の経営に「明らかな違法行為」や「完全な裏切り行為」があり、たけしの独立に至ったと経緯を明かした。

「火消魂」と書かれた衣装に、火のついたたばこのデザインの帽子をかぶって登場した水道橋博士は「自分で火をつけて炎上させて自分で火消ししている状況」と衣装と自身の状況が同じだと説明。「たけし軍団一同、総意で(声明文を)出しているので火を付けたのは間違いない」と話した。

騒動について聞かれると、「僕は1軍ではなく3軍。当事者よりは客観的な側」とした上で、「何年もくすぶっていました。ぼやはずっと出ている」と兆しはあったと告白。また、「たけし軍団は徒弟制度の中にある。師匠と弟子でやっているので、いわゆる芸能事務所とは違う。師匠の言うことが絶対」と、たけし軍団の人間関係について説明した。

そして、「オフィス北野はブラック企業なのかホワイト企業なのか? オフホワイトかな」と、社員は好待遇だが所属タレントはそうとは言えないということから"オフホワイト"と表現。「給料体系を見たらオフィス北野で働きたい。こんなに好待遇なんだって思う」とチクリと刺した。

声明文に対するたけしの反応を聞かれると、「いまのところわかりません。タカさんと枝豆さんにお話しされているかもしれませんが、僕はあくまで鉄砲玉なので」と返答。森社長とのやりとりについても「たけし軍団の上の人はしているんだと思いますけど、僕はしてないです」と明かし、「着地点はまだ見えない」と現状を伝えた。

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