JR西日本は2日、在来線の一部列車に設定している「弱冷車」の位置を5月7日始発から変更すると発表した。近畿・広島地区の4両以上の列車、金沢・岡山地区の3両以上の列車が対象となるが、列車の組み合わせなどにより、位置が異なる場合もあるという。

  • 写真は羽衣線(阪和線支線)を走る225系2次車

「弱冷車」は冷房の苦手な人に配慮し、冷房温度を他の車両よりも1~2度高めに設定した車両。現行の車両では、おもに4両編成の1号車、6両編成の1・2号車などに設定していたが、5月7日から順次、「上り・下り双方の先頭車から2両目」に変更するとのこと。4両編成の列車は2号車、6両編成の列車は2号車と5号車が「弱冷車」となる。

あわせて「弱冷車」のステッカーに英語の案内表記を追加し、2カ国語表記に。車両外側の各扉上部と車両間を移動する際に通る扉の横に掲出する。