「輝く未来」の門出を祝う日の出

4時49分に離陸した飛行機はそのまま北上。予定では猪苗代湖から山形市、仙台市、大子町をめぐり、銚子市(犬吠埼)で日本一早い日の出を拝んだ後に羽田に戻るというルートを予定していたが、予定より出発が遅れたこともあり、栃木県あたりで折り返して銚子市を目指すルートに変更となった。

  • 銚子市(犬吠埼)で日の出を楽しむ約1時間の特別フライト

    銚子市(犬吠埼)で日の出を楽しむ約1時間の特別フライト

機内では特別機内食と清酒に加えて、「コカ・コーラ ピーチ」もこのフライト限定で用意。さらに、北九州の世界遺産『官営八幡製鉄所関連施設』からアイデアを得て開発された北九州土産「ネジチョコ」も機内で振舞われた。

  • 機内サービスをしてくれる客室乗務員にも笑顔が

    機内サービスをしてくれる客室乗務員にも笑顔が

  • 「ネジチョコ」は純米吟醸酒「白銀閣」とも相性ぴったり

窓の外に広がる雲の平原は次第に明るさを増していき、この旅立ちは5時27分に朝日を迎えた。朝日も同様、向きを変えて左右でシャッターチャンスの時間を用意。特別な日の特別なフライトと特別な仲間たちと迎えた日の出は、きっとそれぞれの記憶に残るものになっただろう。

  • 日の出までもう少し

    日の出までもう少し

  • 日の先端が見えたと思ったら、どんどん日が昇ってきた

    日の先端が見えたと思ったら、どんどん日が昇ってきた

日の出の後には、松石社長が機内アナウンスを披露。「『新しいことをやろう』『新しい自分になろう』というきっかけになってくれたらうれしい。今後ともスターフライヤーをよろしくお願いします」とコメントした。

  • 「聞きづらいかもしれないけれど」と言いながら、松石社長が感謝のアナウンス

    「聞きづらいかもしれないけれど」と言いながら、松石社長が感謝のアナウンス

飛行機は5時52分に羽田に着陸し、5時58分に到着した。最後に機長からは、「みなさんが(応募の際の)葉書に込めたこと、その想いが私たちの燃料となりました。その願いがうまくいったら、またご報告で乗っていただきたいです。もしうまくいかなくてもお待ちしております」とアナウンス。最後に、「キャビンから楽しそうな声が聞こえてきてうれしかった。今日はありがとう」と親しみを感じさせる言葉遣いに変わっていたのが印象的だった。

  • この日のフライトはスターフライヤーの最新機である24号機が担当

  • 客室乗務員や地上スタッフが最後の挨拶。スタッフの胸元の桜のコサージュは、「旅立ちの日」にあわせた特別なもの

  • 松石社長が先回りして、一人ひとりに挨拶

    松石社長が先回りして、一人ひとりに挨拶

  • 荷物受取場のベルトコンベアの上にはお土産が。中にはカレンダーやブックカバー、ペンシルケースなどが入っていた