JR東日本グループは4月14日、中央線の沿線価値向上を目的に推進中の「中央ラインモールプロジェクト」の一環として、「nonowa 武蔵小金井・ムサコガーデン」を東京都・武蔵小金井駅西側高架下に開業する。

  • ムサコガーデンの北側外観(イメージ)

「中央ラインモールプロジェクト」とは、中央線の沿線価値向上を目指し三鷹~立川間において「緑×人×街 つながる」をコンセプトに同グループが推進しているプロジェクト。今回開業するのは、"うららかムサコスタイル"をコンセプトとした「nonowa 武蔵小金井」内の新エリアとなる。

エリア内には新たに生活をサポートする4店舗を開業するほか、街の回遊性向上を目的とした回遊歩行空間「ののみち」や大屋根下のイベントスペース、「家族で楽しめる公園」の整備も行う。店舗は、農産物直売の「地産マルシェ」、ホームファッションの「ニトリ デコホーム」、イタリア料理の「北海道イタリアン ミア・ボッカ」、和食・寿司・蕎麦の「すし屋銀蔵」がオープンする。

  • 回遊歩行空間「ののみち」(イメージ)

回遊歩行空間「ののみち」では、多摩・武蔵野に自生している草花など100種類以上の植物を植える。毎日の散歩も楽しめるよう、緑あふれる空間を演出しているほか、ベンチも整備するという。

イベントスペースは、街のにぎわいを創出する目的として導入。東京の木「多摩産材」を使用した大屋根を設置することで天候に左右されることなく、地域の人々が楽しめるようなイベントを開催する。さらに、高架橋の柱巻きやベンチなど随所にも多摩産材を使用するほか、映像などを通じて東京都の森林や林業についても発信していく。

  • イベントスペースと大屋根(イメージ)

「家族で楽しめる公園」では、電車をモチーフとしたすべり台遊具を中心に、プラットホームを模したベンチや花壇などを設置する。

4月14日~28日にはオープニングキャンペーンも開催。JAZZをはじめとする音楽LIVE「nonowa music LIVE」(14日)や「オープン記念大抽選会」(14日~15日)、ワークショップ「多摩産材を使用したカスタネットづくり」(14日)、「nonowaマーケット×マルシェ」(21日~22日)、「ムサコガーデン トレインフェスティバル」(28日)を実施するほか、ムサコガーデン・EAST・WEST・SOUTH・エキナカ全ショップでも様々な特典を用意する。

  • ミニ電車体験の様子