ボーイングは現地時間の3月13日、1万機目の737をロールアウトした。同機はサウスウエスト航空に納入予定の737MAX8で、これにより737は最も多く生産された民間ジェット機としてギネス世界記録に認定された。
737は2006年、5,000機目の完成でもギネス世界記録に認定されている。この認定には737の生産開始から約40年かかったが、それから12年後に新記録を達成した。今回の記録到までの速さはギネス世界記録の公式認定員も驚異的だとコメントしている。
737プログラムでは生産レートを2018年後半に月産47機から52機に引き上げる予定となっている。同プログラムは4,600機以上を受注済みで、最新モデルである737MAXが牽引役となっている。
737は世界の空港で1.5秒おきに離陸または着陸しており、世界の空では常時、平均2,800 機以上の737が飛んでいる。また、737の延べ乗客数は220億人以上であり、737の総航行距離は1,220億マイル(約1,963億km)となる。これは、地球500万周に相当する距離となる。