タレントの岡田結実がこのほど、初ドラマにして初主演を務めるテレビ朝日系スペシャルドラマ『静おばあちゃんにおまかせ』(23日23:25~、30日23:15~)のクランクアップを迎えた。

  • 左から草笛光子、中山七里氏、岡田結実

    (左から)草笛光子、中山七里氏、岡田結実=テレビ朝日提供

ミステリー作家・中山七里氏の同名小説を初映像化する今作は、正義感120%ながらまだまだ半人前の法学生・高遠寺円(岡田)と捜査一課の刑事・葛城公彦(要潤)がバディを組み、元裁判官である円の祖母・静(草笛光子)の援護を受けながら、事件の謎を解いていくというストーリーだ。

岡田は、先に出演シーンを撮り終えた要に感謝の思いを伝えようとするも、こらえきれずに涙。初主演というプレッシャーを抱えながら真摯に演技に取り組んできた彼女の涙に、要やスタッフがもらい泣きする場面もあった。

その後草笛とのシーンを撮り終え、クランプアップを迎えた岡田は、瞳を潤ませながらも充実の笑顔で「クランクアップは寂しいですが、円からいろいろなものをもらったなと感じているので、感謝の思いでいっぱいです。この経験を糧に、もっともっと頑張っていこうと思います!」と語った。

そして共演した草笛と要について岡田は、「本当にやさしくしてくださって…。お2人にお会いできなくなるのは、とてもつらいです」と別れを惜しむ様子も。

また撮影には、原作者の中山氏が撮影現場を訪問し、岡田の演技について「原作のヒロインそのものだなと思いました」「非常に"当て書き"に近いものがありますね」と太鼓判を押していた。