女優の橋本環奈がこのほど、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『FINAL CUT』(毎週火曜21:00~)のクランクアップを迎えた。

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    『FINAL CUT』クランクアップを迎えた橋本環奈=カンテレ提供

亀梨和也演じる主人公・中村慶介が、12年前に母親を殺人事件の犯人かのように扱い、死に追い込んだテレビ番組『ザ・プレミアワイド』の関係者に復しゅうしながら、真犯人を追っていく同作。橋本は、真犯人・小河原祥太の妹で、慶介を好きになる若葉を演じている。

愛らしさだけではなく、恋心から次第に暴走していく狂気の表情も見せる役柄に、橋本は「今、見返してみると、序盤の何も知らない頃の若葉はすごく平和だったなと(笑)。共演者の皆さんとは、『若葉が本当は一番純粋なんじゃないか』って話しているくらい、純粋なあまりに姉の雪子を責めてたり大胆な行動に出たりと、若葉自身もどうしていくのか予測できない状況になっていきます。こんな風な気持ちになっていくんだと、すごく発見の多い役でした」と語る。

きょう6日放送の第8話については「若葉が、慶介のことが好きなあまり、『え、そんな行動に出るの?』という、誰もが予想できない行動に出て、主人公の慶介が絶体絶命な状況に陥ります。これは本当に見てもらうしかないと思います」と予告した。

そして、母親の小河原夏美役を演じる長野里美とそろってクランクアップ。小河原家でのラストシーンを終え、長野と共に花束を渡された橋本は、3カ月にわたる撮影を振り返り、「あっという間に感じましたが、すごく楽しい撮影でした。いろいろと重たいシーンや、最終回に向けて激しいシーンも多かったんですけど、すごく自分なりにも楽しめました。本当に皆さんお疲れさまでした!ありがとうございました!」と感謝していた。

第8話は、祥太の手がかりが得られず、もどかしさを感じていた慶介のもとに、百々瀬(藤木直人)から祥太について話があると電話が。『ザ・プレミアワイド』の会議室で慶介が見せられたのは12年前に取材した事件のVTRで、食い入るようにその映像を見つめる慶介に、百々瀬は祥太探しの協力を持ち掛ける。

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