日本テレビ系の平昌五輪番組のスペシャルキャスターを務める嵐の櫻井翔が17日、『ピョンチャンオリンピック2018 フィギュアスケート男子フリー速報』(14:20~16:00)に現地から中継で生出演。フィギュアスケート男子で羽生結弦の2大会連続金メダルが決まった瞬間に、海外記者から祝福されたことを明かした。また、羽生に直撃インタビューした模様も放送された。

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羽生結弦

インタビューエリアで優勝が決まる瞬間を迎えたという櫻井は、「各国の記者の方々がモニターにかぶりついて、その瞬間、隣にいたアメリカの記者の方とかに日本語で『オメデトウゴザイマス』って言われて」と笑顔で現場の様子を説明。「当然、私がとったわけでもないのに、『ありがとうございます』と。うれしい瞬間でした」と笑顔で振り返った。

インタビューでは、「終わった瞬間に一番印象的だったのが、リンクをトントンとたたくようなしぐさをしていました」と演技後のしぐさについて尋ね、羽生は「ソチオリンピックの時も最後ああいうポーズだったんで。なんかリンクにお礼したいなと思ってやりました」と説明。また、櫻井が金メダルが決まった瞬間の羽生自身やファンの涙の意味を尋ねると、羽生は「みんな心配だったと思うし、たぶん自分も思っているよりも心配だったんだと思います」と答え、「いろいろ大変だったかもしれないですけど、最終的に結果を取れたということがすべて。本当によかった」と安堵の笑顔を浮かべた。

そして、ソチ五輪からの4年間について、羽生は「追われる立場って思ってなかった」と告白。「それはケガのおかげかなって思ってます。ある意味、ケガのおかげで今シーズン1回も勝たないままここまで来られたので、追ってる立場だったと思いますし、またある意味、オリンピックを知っているという自信もあったし、本当にいろんな条件に助けてもらったと思います」と話した。

また、櫻井が「2連覇してオリンピックという大会の見え方は何か変わりましたか?」と質問すると、羽生は「いや、何も変わらないです」と笑顔で返答。「とにかくオリンピックっていうのは普段フィギュアを見ない方々も含めてたくさん応援してくださる舞台。そこで結果を残せてうれしく思っています」と語った。

羽生へのインタビュー後、櫻井は「当然高まり、興奮もあるでしょうけど、羽生選手すごく落ち着いていて」と羽生の様子を伝え、「特に印象的だったのが、『追われる立場だとは思ってなかった』という言葉。一方で、昨年ケガをすることで追う立場になった、だからこそまたアクセルを踏むことができたんだというお話が印象的でしたね」と振り返った。