3日(19:00~20:54)に放送された日本テレビ系バラエティ特番『欽ちゃん&香取慎吾の第95回全日本仮装大賞』が、番組平均視聴率13.1%をマークし、前回(17年1月21日)から2.5ポイント上昇。「史上初の0点」が放送前から注目を集めていたが、この事前告知の裏には、司会を務める萩本欽一の"鶴の一声"があった(視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区)。

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    『仮装大賞』司会の萩本欽一(左)と香取慎吾=日本テレビ提供

それは、放送前の1月に都内のスタジオで行われた、萩本と香取慎吾の取材会でのこと。今回は、タレント出場者としてwithBことブリリアンと、鈴木奈々がエントリーしていることから、マイナビニュースが、この2組の演目について感想を求めた。

すると香取が「withBさんは歴史に残るくらいひどかったです。0点だった」と、番組39年目で初めての珍事を暴露。「ブルゾンさんとwithBは、番組を見てると、ブルゾンさんが怒ったり『ちゃんとやってよ!』って言ってるけど、それが雰囲気でやってるとしたら、この仮装大賞が彼らにとって"本当の日"だったと思います」と、ピリついた雰囲気を明かした。

それを受け、萩本は「0点、出ちゃったねぇ。歴史だよ」と感心すらしていたが、スタッフ側は報道陣に、「0点が出た」とは明かさず、記事では「衝撃的な結果」程度の表現にとどめて、放送までネタバレしないように要望した。

しかし、萩本は「そういう古いやり方より、私はあえて"0点"って書く方がいいと思います」と主張。「その0点って何なんだろう?と思いながら見るっていうのが、テレビが新しくなるよね」と、あえて事前告知することで視聴者が楽しめると説得すると、プロデューサーは「勉強になります」とタジタジに。結果、各社の報道では、ブリリアンとは明かさずに「史上初の0点」という珍事が予告され、放送まで大きな注目を集めることになった。

そんなブリリアンの得点にも、萩本は「どういうわけか、嫌な気分がしなかったねぇ。普通は『マズいかな』って司会やってて思うんだけど、『いいんじゃないの?これ』ってなった。客席見ても、嫌だっていう空気がなかった」と振り返り、香取も「客席も『はい、おつかれさました』って感じ(笑)」と状況を説明。

さらに、萩本は「僕の頭の中では2点かな、3点かなって思ったんだけど、それがポーンと0点ってなったとき、『あ、この番組新しくなった』って感じたよ。テレビってどっかで気をつかってるんだよね」と分析し、その上で、「やった人たちのすがすがしさが、『仮装大賞』のいいところを教えてくれた」と再確認していた。

優勝したのは、初めて大縄跳びに挑戦した子供たちがダイナミックな仮装を披露し、満点を獲得した「参勤交代」。また、香取が生放送で参加を呼びかけた視聴者投票には、インターネットを通じて15万6,038人が投票し、1位は新体操チームが体の柔軟性を生かした「不思議の国のアリス」(111,693点)だった。

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