俳優の福士蒼汰が29日、都内で行われた主演映画『曇天に笑う』(2018年3月21日公開)の完成披露舞台挨拶イベントに、中山優馬、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹、若山耀人、本広克行監督とともに登場した。

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    福士蒼汰

同作は唐々煙による人気作を映画化。300年に1度復活し、人々に災いをもたらすというオロチの力を巡り、曇(くもう)家の曇天三兄弟(福士蒼汰、中山優馬、若山耀人)、明治政府右大臣・岩倉具視(東山紀之)の直属部隊・犲(やまいぬ)、政府の転覆をもくろむ忍者集団・風魔一族らの戦いを描く。

イケメンだらけの同作に「女性が読んでる原作なので萌えにこだわった」という本広監督。「今日も昼間イベントやったんですけど、すぐイチャイチャし始めるんですよ。男子校みたい」と役者陣の仲のよさについて語り、「夜はちゃんとするからイチャイチャ禁止ねって言って」と明かした。

「もし自分が女子だったら登場人物の誰に惚れる?」という質問に、福士は「優しい人が好き」と、桐山演じる白子を選ぶ。桐山は「ありがとう! 家事担当なので、料理作ったりとか、アイロンがけしたりとか、いろんなことをします」と役の設定で応えた。

また桐山も「もしかしたら両想いかもしれないですね。僕も天火ですかね」と福士の役を挙げ、「カップル成立?」とニヤリ。「ポジティブなことを言ってくれる人って、引き寄せられる。明るい人がいいですね、男も女も」と理由を語った。

また、中山は「明らかに強いやんこの人、みたいなところに惹かれる」と鷹峯(大東)、古川は「笑顔が素敵」と天火、大東は「将来有望」と宙太郎(若山)、小関は「ハングリー精神が好き」と空丸(中山)をそれぞれ選ぶ。告白大会の様相を呈してきたイベントに、本広監督は「イチャついてるよなあ」とぼやいていた。

さらに市川は「岩倉(東山)さんかな。権力者、偉い人が好き。東山さんは色気もすごくて」と意外な回答で驚かせ、若山は「蒼世(古川)ですね。とにかくクールでカッコよくて、ピンチな時にちょっとだけ微笑むんですよ。そのギャップが萌えます」と熱弁。最後に本広監督が「役じゃなくて市川くん。(撮影中に)立ち位置を探す姿が最高です」とオチをつけた。