JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州、JR北海道は5日、年末年始期間(2017年12月28日から2018年1月4日まで)の利用状況について発表した。各社とも年末年始期間中は一部列車を除き、おおむね順調な運行状況だったと発表している。

  • JRグループ6社が年末年始期間中の新幹線・在来線の利用状況を発表

JR東海は新幹線321万3,000人(前年比100%)、在来線16万8,000人(前年比103%)が利用したと発表。東海道新幹線のピーク日は下りが12月29日で29万9,900人(前年比101%)、上りが1月3日で30万6,100人(前年比97%)だった。JR西日本は年末年始の利用状況を山陽新幹線154万6,000人(前年比100%)、北陸新幹線26万7,000人(前年比102%)、在来線69万5,000人(前年比103%)と発表し、「前年と比較して長期連休が取りやすい曜日配列であったことから、新幹線・在来線とも各線区で多くのご利用がありました」と説明した。

JR東日本は新幹線・在来線特急列車の合計で368万8,000人(前年比101%)が利用し、前年を上回ったと発表。線区別では上越新幹線・北陸新幹線で前年を上回る利用状況となったほか、在来線でも「あずさ」「かいじ」など中央本線の特急列車が23万2,000人(前年比102%)、特急「成田エクスプレス」が12万5,000人(前年比104%)で前年を上回った。JR北海道は北海道新幹線の輸送実績を5万3,300人(前年より2,200人減)、在来線も含めた主要4線区の輸送実績を25万5,600人(前年より1,100人減)と発表した。

JR西日本の在来線特急列車は、「サンダーバード」の20万7,000人(前年比103%)、「はるか」の7万2,000人(前年比113%)をはじめ、各列車とも前年を上回る利用状況に。JR四国の年末年始期間中の利用状況は瀬戸大橋線23万2,000人(前年比98%)、予讃線・土讃線・高徳線の主要3線区も11万3,800人(前年比98%)で前年を下回った。JR九州は九州新幹線の利用状況を28万4,000人(前年比100%)、新幹線・在来線合計の利用状況を62万6,000人(前年比100%)と発表している。