人気デュオのゆずが29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第68回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)のリハーサルに参加し、報道陣の取材に応じた。

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    ゆずの北川悠仁(左)と岩沢厚治

8度目の出場で初の大トリを務めるゆず。北川悠仁は「最初聞いたときはドッキリなんじゃないかと思うくらいびっくりした」と言い、「だんだん実感が湧いてきて、緊張するんですけど楽しみな気持ちでいっぱい」とコメント。岩沢厚治は「今年はゆず20周年。NHKさんからいただいたご褒美がこんな大役。しっかり務めたい」と意気込んだ。

12日22日の冬至の日コンサートの日に大トリだと連絡を受けたという。北川は「家族もびっくりしていた。親戚の方々からも泣きながら電話かかってきた。妻(高島彩アナウンサー)もとっても喜んでますので、今年は家族で家で見ていてくれるんじゃないかと思います」と話し、一方の岩沢は「メールで一文…」と家族の反応はあっさりだったようだ。

また、披露するアテネ五輪のテーマ曲「栄光の架橋」について、北川は「アテネ五輪が終わって13年経ちますが、終わったあともいろんなところで歌い続けていて、震災のときに東北で歌ったりして思い入れがどんどん強くなった。僕らにとってもファンにとっても大切な曲を大トリで歌えるのは本当にうれしい」と感慨深げに語った。

今年の紅白のテーマは、昨年に続き「夢を歌おう」。総合司会はウッチャンナンチャンの内村光良と桑子真帆アナウンサー、紅組司会は有村架純、白組司会は嵐の二宮和也が務める。通算成績は紅組31勝、白組36勝。昨年は紅組が2年連続で勝利した。

撮影:荒金大介