女優の土屋太鳳が17日、2nd写真集『初戀。』(東京ニュース通信社/12月15日発売)の発売記念イベントを都内で開催。イベント前に報道陣の取材に応じ、写真集に込めた思いを語った。

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土屋太鳳

女優デビュー10周年を記念した同写真集は、土屋自身がプロデュースし、Siaの「アライヴ」のMVで土屋のダンスを振り付けした辻本知彦氏が演出。「10年という記念の作品として残したいと思ってプレゼンしたので形になってうれしい」と喜び、「自分の引き出しのなさを感じる、もっと豊かな女性にならないといけないし、豊かな女優になりたいと思える時間でした」と撮影を振り返った。

着物を衣装にした美麗ショットや、富士山裾野での幻想的なショット、遊園地や街歩きを楽しむ等身大の笑顔など、さまざまな表情を見せているが、一番のお気に入りは、着物でダンスしている表紙とのこと。「8,000枚から厳選したので全部が宝物のように大事なんですけど」と迷いながら、「自分の気持ちを象徴したものは最初の表紙」と選んだ。

そして、「10年間お仕事をしてきて、魅力的な方々が多い中で自分が何を残せていけるか考えたときに、お仕事でダンスをして、辻本先生と出会って刺激をもらって引き出されている表情が、今自分にとって必要なものであり、発信していくものなのかなと思った」とダンスを通じた表現への思いを告白。「お着物を着てこの表現をするのは芸能界の中で私だけかなと思って、この表紙を選ばせていただきました」と語った。

「今の自分に表現できる、自分にしかできないことをこの中に表現しています。この写真集がみなさんの心の中に残ることを心から願っています。どうか受け取ってください」。思いを込めて渾身の一冊をアピールした。

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