俳優の工藤阿須加が、フジテレビ系月9ドラマ『海月姫(くらげひめ)』(来年1月スタート、毎週月曜21:00~)に出演することが11日、明らかになった。

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『海月姫』に出演する工藤阿須加=フジテレビ提供

このドラマは『東京タラレバ娘』などで知られる東村アキコ氏の累計420万部という人気漫画が原作。芳根京子演じるクラゲを愛しすぎてしまった筋金入り"クラゲオタク女子"の倉下月海が、とある兄弟と三角関係になって恋を知り、新しい生き方を見つけていく姿を、ギャグを交えて描いていく。

工藤が演じるのは、その兄弟の弟でシュウシュウこと鯉淵修。とある過去の出来事が女性への苦手意識としてトラウマになってしまった結果、付き合った女性はこれまで1人もいないという"童貞エリート"だ。

ある日、修は、兄の蔵之介(瀬戸康史)にファッションとメークという魔法をかけられ、愛らしくなった月海に出会い、一目惚れ。月海も修の姿が頭から離れなくなり、そんな2人の心の揺れに気づいた蔵之介は「まさか俺がオタク女子に!?」と、自分でも信じられないことに胸をギュッと締め付けられることになり、ややこしい三角関係の幕が上がる。

工藤は「コミック原作のキャラクターを演じさせていただくうれしい気持ちと、ファンの方々をガッカリさせられないという不安。両方思いました」といい、「僕も『海月姫』を読んでハマった1人なので、ドラマだからこそ創れる世界をファンの方々にお届けできるのではないかと心躍らせました」とコメント。「工藤阿須加で良かったと思ってもらえるように取り組んでいきたいです」と意気込みを語った。

原作の東村氏は「政治家の秘書なのに女性と付き合ったことがない堅物&ピュアな役なんですが、工藤くんなら絶対にバッチリハマる!!!と思いました」と期待。

編成企画のフジテレビ・渡辺恒也氏は「スーツに身を包み眼鏡をかけた工藤さんは、修そのもの! 蔵之介役の瀬戸康史さんとの実年齢のバランスを踏まえて、原作の設定とは違い1歳下の弟という設定ですが、シュウシュウの持つ生真面目なゆえのピュアさや、初めての恋に翻弄(ほんろう)され、先が見えなくなるキャラクターはそのままですので、原作ファンの方もご安心ください」と呼びかけている。