女優の篠原涼子が主演するフジテレビ系月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(毎週月曜21:00~)は、きょう11日に第8話を放送。市長となった篠原演じる智子に、"議会のドン"の大きな壁が立ちはだかる。

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    『民衆の敵』に出演する石田ゆり子=フジテレビ提供

篠原演じる平凡な主婦・佐藤智子が政治の世界に飛び込み、世にはびこる社会問題と腐った政治をぶった斬っていく同ドラマ。新人市議から一気に市長に駆け上がった智子は、前回の第7話で、自らを祭り上げて利用していた"議会のドン"である犬崎(古田新太)に対してクーデターを敢行し、一見成功したかのように見えた。

しかし、犬崎派は、市役所職員のボイコットを仕掛け、マスコミに智子が精神的に不安定だという風評を流すなど、反撃を開始。そんな最中、智子の夫・公平(田中圭)と、智子の理解者である和美(石田ゆり子)との不倫疑惑が報道されてしまう。"専業主夫"として家事に子育てと智子を支える公平は、新聞記者として働く和美の娘・あかねの子守もしていた。

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公平の母・悦子(田島令子)は、慌てて栃木から駆けつけ、そもそも公平が"専業主夫"をしていることが、報道で疑われる原因だと主張。そこに、あかねの迎えにやってきた和美は、公平の役割を理解してもらうため、今まで明かさなかった自らの"ある事情"を告白し、"多様性ある家族の形"を力説する。

和美は「ちゃんと話しておきたいので…」と切り出し、「この世の中には、もっといろんな生き方があっていいと思うんです!」と、約2分間にわたって熱弁。同作での和美は、いつも冷静で、智子を協力者としてサポートする立場だったため、これまでになかった自分の考えを強く訴えるこのシーンは、より一層熱い思いが伝わってくる場面となっている。

まるで、和美まで選挙に立候補するのではないかと思わされるほどの迫力で、聞き終えた公平も「すっげぇ…」と感服。これによって火をつけられたのか、公平は、智子にも負けるに劣らない、大胆な行動に打って出る…。

第8話では、前田敦子演じる新人市議・小出未亜の成長も。これまで、権力の強い多数派につく処世術だけを考えていた未亜だったが、その変化とは。そして、クライマックスで公開される、彼女の学生時代の"衝撃写真"にも注目だ。

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(C)フジテレビ