俳優の小栗旬が3日、大阪城ホール(大阪市中央区)で行われた師走恒例のイベント「サントリー1万人の第九」に出演し、朗読を披露。同イベントの舞台演出を手掛ける父・小栗哲家氏と"初共演"を果たした。

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小栗旬

1983年に始まった世界最大規模の合唱コンサートは、今年で35回目を迎えた。総監督・佐渡裕の指揮のもと、全国約1万5千人の応募の中から抽選により結成された1万人の合唱団が、ベートーヴェンの「交響曲第9番(通称:第九)」を合唱。6歳から93歳まで幅広い年齢の参加者の歌声に、会場は感動に包まれた。

第二部では、俳優の小栗旬が「第九」の原詩であるシラーの「歓喜に寄せて」を翻訳した「よろこびのうた」を力強く朗読。「すべての人は兄弟になる」という第九に込められた人類愛のメッセージを会場に集まった人々へと届けた。父の哲家氏は、1999年(第17回)から「サントリー1万人の第九」の舞台演出を務めており、今回が親子"初共演"となった。

小栗は、朗読を終え「とても楽しかったです。高ぶりました。少しでも詩の意味を届けていられたら幸いです」とコメント。父・哲家氏との"初共演"については「あまり絡んでないので、特別ありません。ですが、やはりこういうコンサートは家族がやってきたことなので、とても偉大な仕事をしているんだなと改めて思いました」と話している。

イベントの模様は、12月23日(14:00~14:54)にMBS・TBSなどで『1万人の第九2017~日本中の想いが集う日~』と題して放送。TOKIOの国分太一、ピースの又吉直樹、いとうあさこが出演する。

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(C)MBS