落語家でタレントのヨネスケが、役所広司主演のTBS系日曜劇場『陸王』(毎週日曜21:00~)に、木工店の社長役で出演することがこのほど、明らかになった。きょう3日放送の第7話に登場する。1989年の『田舎のポリス物語』以来、約28年ぶりのTBSドラマ出演となる。

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木工店の社長役で出演するヨネスケ

『半沢直樹』や『下町ロケット』で知られる池井戸潤の同名小説を原作とする同ドラマは、かつては隆盛を誇った倒産寸前の足袋業者「こはぜ屋」が、仲間たちと共に復活を目指し、ランニングシューズの開発に挑んでいく物語。主人公の「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一を役所広司、その長男・宮沢大地を山崎賢人、実業団「ダイワ食品」陸上競技部員・茂木裕人を竹内涼真が演じている。

このたび、風間俊介演じる銀行員・坂本太郎が勤務する埼玉中央銀行前橋支店の融資先、「奥羽木工」の社長役にヨネスケが決定。奥羽木工は、業績不振の小さな木工店で、埼玉中央銀行前橋支店に融資をしてもらっていたが、過剰な設備投資によって会社の損失はさらに大きいものに。会社を続けていくか、畳むか、決断を迫られることになる。

ヨネスケは「高視聴率のドラマに出演できまして、まだ興奮しております。普段みなさんのお宅をアポなしで突撃していますが、まさか畑の違うドラマからいきなり突撃出演依頼を受けるだなんて!」と大興奮で、「落語と違ってドラマは難しいですね! 落語は基本一人で自由にできるけどドラマは相手役がいますもんねー」とコメント。

「共演させていただいた風間さんは、若いのに佇まいが自然で良かった。風間さんの事務所のある先輩と仲が良いので空き時間に色んな話して盛り上がりました」と風間との共演を楽しんだようで、「いざ本番、リラックスムードが一転。ドラマの舞台に突撃! どうなったかは本編を見てのお楽しみ。わずかな出演シーンとなっておりますが、重要な役なので、是非見て下さい」と呼びかけている。

情報番組でのコーナー「突撃!隣の晩ごはん」(日本テレビ系)で全国津々浦々の家庭に"しゃもじ"を持って訪問しているヨネスケだが、『陸王』では"しゃもじ"を"木工ドリル"に変え、どんな勢いある演技を見せるのか注目が集まる。

(C)TBS