女優の小芝風花が、千原ジュニア主演のドラマシリーズ『新・ミナミの帝王』に、来年1月13日放送の15作目(カンテレ 15:00~16:30 ※関西ローカル)よりレギュラー出演することが決まり、27日、大阪市内で会見を行った。

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    小芝風花

同シリーズは、"ミナミの鬼"と恐れられる大阪ミナミの金貸し・萬田銀次郎をジュニアが演じるスペシャルドラマで、2010年より放送がスタート。小芝は、その新作となる15作目「ニンベンの女」で初登場する"偽造屋"矢倉紅を演じる。

悲しい過去を抱え、若くして裏の世界に足を踏み入れた紅が、偽造書類で架空の土地売買をでっち上げる"地面師"の絡む巨額詐欺事件をきっかけに、銀次郎と深く関わることとなる。

そんな紅役について「陰と陽でいえば"陰"。これまで明るい役が多かったので、ここまで陰のある役は初めて」と語る小芝。「人をにらんだことがあまりなかったんですけど、意外と体力がいるんだなって。撮影でカットがかかるたびに眉間のマッサージをしてました(笑)」と、チャームポイントの天真爛漫な笑顔を封印し、迫力あるにらみの表情に全力で臨んだという。

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また、ジュニアに"ガンを飛ばす"場面もあり、「千原さんの演技がすごく怖いとは聞いていましたが、やっぱり迫力がすごい! でも、紅としては引いてはいけないので、絶対に目をそらさないようにとがんばりました」とドキドキの対決を振り返る。だが、撮影の合間のジュニアは「優しかった」そうで、「千原さんがすごく難しいクイズを出すんですが、答えを考えているとニヤニヤしながら『まだ分かれへんか?』と(笑)。すごく楽しい雰囲気でした」と微笑ましいエピソードを明かしていた。

さらに会見では、紅が抱える過去の秘密にちなみ、小芝の意外な秘密を聞く質問も飛んだ。これに小芝は「私は飲むと楽しくなるタイプみたいで」と今年4月に20歳になったのを機にたしなむようになった"お酒"にまつわる秘話を告白。「お酒を飲んで帰った夜、すぐに寝たつもりが、翌朝になって母から『まだご飯作ってくれへんの?』と言われて。どうやら前夜に私が『明日、おいしいご飯作るから任しといて!』とゴキゲンで言ってたみたいなんですけど、そんなこと全然覚えてなかった。ちょっと自分が怖くなりました(笑)」と、かわいらしい失敗談を明かして笑わせていた。

なお、『新・ミナミの帝王』シリーズは、1月6日にも14作目となる新作「得する離婚 損する離婚」を放送。女優の笛木優子が、恐ろしい企みを秘めて資産家の妻に収まった謎の女を演じる。

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