カンテレ・フジテレビ系ドラマ『明日の約束』(毎週火曜21:00~)では、きょう14日に第5話を放送。主演の井上真央演じる日向と工藤阿須加演じる和彦との関係が動き出すものの、"毒親"の存在が影を落とす。

『明日の約束』に出演する工藤阿須加=カンテレ提供

井上演じるスクールカウンセラー・日向が、男子生徒の不可解な死の謎の原因を究明するヒューマン・ミステリーの同作。日向は、ブライダル会社に勤務する和彦と交際して3年になるが、第5話で結婚話を切り出され、抱きしめられながら笑顔を浮かべる。

しかし、そんな日向はどこか喜びきれない様子で、脳裏に浮かんでいたのは過干渉な母・尚子(手塚理美)の怒鳴る表情。尚子は、最近まで和彦の存在を知らされておらず、日向に「あー、いやらしい。お母さんに隠れてコソコソ恋人作って」「あんないい人、あんたなんかには釣り合わないわよ!」と言い放っていた。

一方、和彦も日向と同様に、家族に絡んだ心の闇を抱えていることが描かれる。和彦は、結婚話の最中に、自分の両親を前に、怒りに満ちた表情を見せる。同ドラマの制作発表で工藤は「今までの僕のイメージとは相反する、ダークな部分をお見せできるんじゃないかと思っている」と話していたが、今夜その一端が、初めて見えてくる。