俳優の役所広司が主演を務めるTBS系日曜劇場『陸王』(毎週日曜21:00~)の第3話が5日に放送され、平均視聴率が15.0%だったことが6日、わかった(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。初回14.7%、第2話14.0%で、第3話で自己最高記録を更新した。

舞台挨拶に出席した山崎賢人、役所広司、竹内涼真(左から)

『半沢直樹』や『下町ロケット』で知られる池井戸潤の同名小説を原作とする同ドラマは、かつては隆盛を誇った倒産寸前の足袋業者「こはぜ屋」が、仲間たちと共に復活を目指し、ランニングシューズの開発に挑んでいく物語。主人公の「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一を役所広司、その長男・宮沢大地を山崎賢人、実業団「ダイワ食品」陸上競技部員・茂木裕人を竹内涼真が演じている。

第3話では、陸王開発にかかせない素材「シルクレイ」の特許を持つ飯山(寺尾聰)もチームに加わり、本格的なソール作りが始まるが、富島(志賀廣太郎)は、一度は会社をつぶした飯山という人間が果たして信用できるのか懐疑的な目を向けていた。一方、アトランティスからスポンサード契約を打ち切られた茂木(竹内)は、宮沢(役所))が送った陸王に足を入れ、その履き心地に驚くが、走るうちにソールの不安定さが露呈して…という展開だった。