吉本新喜劇座長の酒井藍が、カンテレのドラマ『大阪環状線Part3 ひと駅ごとのスマイル~玉造駅編「手のひらマスク」』(来年2月6日24:25~24:55予定 ※関西ローカル)で、ドラマ初出演で主演を務めることになった。俳優・姜暢雄とのダブル主演となる。

姜暢雄(左)と酒井藍=カンテレ提供

大阪環状線の各駅を舞台に人間ドラマを描いていく同作。今回は、姜が35歳のホスト役で、酒井は、一部当て書きして作られたホストにハマる主婦役を演じる。

酒井は、ドラマ『メイちゃんの執事』で執事役を演じた姜に密かに憧れ、今回の共演にドキドキしていたそう。劇中では、"壁ドン"や"アゴクイ"など、2人の胸キュンシーンもあるほか、"自分の居場所"について語らうなど、心温まるシーンも用意されている。

このほど、大阪で取材会が行われ、姜は「最初、アゴクイのやり方が分からなくて、アゴを思いっつきり左右から掴んでしまって(笑)。監督から『正式なアゴクイお願いします』って言われたんですけど、監督も正式なのがわからなかったみたいで、ネットで調べてました(笑)」と苦笑い。

対する酒井は「もし新喜劇に出てくれたら、権力を振りかざして、45分の中で5分に1回は壁ドン入れますから(笑)。壁ドン以上? 壁ドンがよろしいねん(笑)。『あ~間もなく~』っていうあの感じ。股間からゾクゾク来る感じ(笑)」と妄想が止まらず、ご満悦の様子だった。

また、初ドラマの酒井は「監督に、『コント感を出さないで女優になってほしい』って言われました。ビックリした時のリアクションとか、どうしても大げさで体ごとビックリしてしまうんで(笑)。あと、私、目が小さいので、思いっきり開いてるのに『もっと開いて下さい』って(笑)」と苦戦した様子。「自分も大きな一歩が踏み出せるきっかけになれるようなドラマになれたら」と視聴者に呼びかけた。