アイドルグループ・嵐の松本潤が7日、主演映画『ナラタージュ』(10月7日公開)の初日舞台挨拶に、有村架純、坂口健太郎、大西礼芳、古舘佑太郎、行定勲監督とともに登場した。

左から行定勲監督、古舘佑太郎、有村架純、坂口健太郎、大西礼芳

同作は、作家・島本理生による同名の恋愛小説を実写化。高校の時の演劇部顧問教師・葉山(松本)に想いをよせる泉(有村)は、卒業以来1年ぶりの再会に想いをつのらせ、葉山の方もまた泉に複雑な感情を抱える。

松本は「今まで自分が表現してきた方法とは違う表現の仕方というのを、勉強させていただきまして」と同作について振り返る。「こういうやり方もあるんだというのを、広げてもらった作品になりました。行定監督に感謝しています」と気持ちを表した。

また、松本にとって同作は「自分の恋愛の感覚じゃなくて、自分が生きてきたものを振り返るような時間だった」と語る。完成した作品を観て「もう会えない人のことをすごく考えた」と明かし、「それは中村勘三郎さんとか、蜷川幸雄さんとか」と故人の名を挙げた。そして「自分が人の人生の中でどれだけ記憶に残ることができるか、どれだけ何かを与えられるかということを、すごく考える時間になったんですよね。強烈に記憶に残る人について考えました」と思いを馳せた。

舞台挨拶では、初日でスクリーン満員の大ヒットを記念して、作中で印象的に降る”雨”をイメージした雨水の鏡割りを実施。松本は「昨日の雨ですかね? こんなにかかりたくないの、なかなかないですね」と苦笑しながらも、樽の中の水を見て「透き通ってますね。きれいな雨水でした」と褒めていた。