テレビ東京は、 “秋のテレ東深夜グルメ祭り”と題して、”飯”がテーマの深夜特番『ハイパーハードボイルドグルメリポート』(3日&10日 24:12~)、『女ウラミ飯』(5日&12日 24:12~)を放送する。

『女ウラミ飯』若林正恭

『ハイパーハードボイルドグルメリポート』小籔千豊

『ハイパーハードボイルドグルメリポート』は、MCに小藪千豊を迎え、ヤバい人たちのヤバい飯を通して、ヤバい世界のリアルを見るという。殺し合いを繰り返すアメリカの極悪ギャングたちの飯から、元人食い少年兵の晩御飯、台湾マフィアの贅沢中華まで、密着取材を敢行。収録を終えた小藪は「とりあえず気分はめちゃくちゃ落ちてますね。気がついたらマットで倒れていた的な感じのカウンターはあります。精神がギットギトにもたれてます。前代未聞じゃないですか?」とぐったりしていた。

上出遼平プロデューサーは「限りなくリアルなものを作りたいと思いました」と番組の意図を語る。ナレーションも、ボイスオーバーも、ロケ台本もなしの「嘘をつけない状況」で、「しょうもない予想はことごとく打ち砕かれていきました」という。「事実に対してわかり易い解釈は加えていないので『見たことのないもの』だらけの番組になっているはずです。その意味では、信じられないほど面白い、と自分では思っています」と、言葉を選びつつも自信を見せた。

一方、『女ウラミ飯』では様々な女性ゲストが元カレとの思い出の手料理を“ウラミたっぷり”に実演する。超有名社長と愛を重ね、研究を重ねた「究極のワッフル」や、M-1王者でもある人気お笑い芸人Iとの「別れの夜のホワイトシチュー」など、放送ギリギリの元カレトークが繰り広げられる。

MCの若林正恭(オードリー)は、「ついつい話の中に深く入っていっちゃって、料理を作っていることを忘れちゃうところがありましたね」と失恋話に聞き入ってしまった様子。渡邉麗プロデューサーは元カレとの思い出のメニューが未だに食べられない、という経験をもとに「手料理の『温かみ』と、真逆の『負の感情』がテレビの画面で同居したら、一体どんな混沌が待っているのか」と番組を企画。「料理の“具材”や“工程”にも 元カレとの思い出が潜みまくっている。そんな過去のパンドラの箱を、ズケズケと、この度6人分、開けさせて頂きました」とアピールした。

第1回には川村エミコ(たんぽぽ)、元SKE48・佐藤聖羅、モデル・みちょぱが登場。第2回は元日本テレビアナウンサー・宮崎宣子、お笑い芸人・わたなべるんるん、グラビアアイドル・真麻が出演する。