3日放送のテレビ東京系スペシャル番組『開運!なんでも鑑定団 秋の2時間スペシャル』(20:54~)に、将棋界の大御所で元棋士の加藤一二三が登場する。

左から加藤一二三、松尾伴内

14歳でプロ棋士デビューし、今年6月惜しまれながら引退を発表した加藤が、IKKO、内田裕也、鈴々舎馬風、畠山みどり、ドクター中松とともに現れ、「各界大御所のお宝鑑定大会」としてお宝を持ってくる。

出演依頼に対して「2度めの依頼ということで、たいへん喜びました。が、『お宝に出すものあったかな?』と思い浮かべました」と振り返った。棋士引退後テレビ出演が相次ぎ、4キロ痩せたという加藤だが、「テレビ局って、みんな広いでしょ。広いところで足早に動いているからでしょうか?」と推測。「この年齢になってくると、やせたほうが良いって決まってるんです。ありがたいことです」と感謝した。

また、テレビと将棋の違いに気づいたという加藤は「将棋は例えば、やぐらという作戦を用いますと、今まで私はその作戦で500回勝ってきました」と語る。将棋では「同じ出だし、同じ作戦が通用します」というが、テレビは「1回成功したからって、2回同じ番組をおつくりになりませんよね」と指摘。「そこが大変すごいと思います。常に全くオリジナルな番組を作っていかれるところが」と感心していた。