ミュージカル版となる『プリティ・ウーマン』が来年ブロードウェイで上演される。1990年の大ヒット映画を手がけた故ゲイリー・マーシャルとJ・F・ロートンによる原作を基に、ブライアン・アダムスが音楽を手がける。

ブライアン・アダムス(C)BANG Media International

オリジナル映画でジュリア・ロバーツが演じたヒロインのビビアン役には、『レ・ミゼラブル』などで知られるサマンサ・バークスが決定しており、リチャード・ギアが演じたエドワード役は、2012年の舞台版『ONCE ダブリンの街角で』でトニー賞を受賞したスティーヴ・カジーが務める。

プロデューサーのポーラ・ワグナーは「『プリティ・ウーマン:ザ・ミュージカル』はオリジナルの素晴らしい楽曲と共に映画の持っていた愛情とユーモア、温かみと喜びに溢れた作品になるでしょう」と自信を見せている。

過去に『キューティ・ブロンド』『キンキー・ブーツ』の舞台化で成功を収めてきている演出家で振付師のジェリー・ミッチェルは、今回『プリティ・ウーマン』のミュージカル版に向けて、マーシャル監督が2016年7月に他界するまで1年以上取り組んできていた。

ブロードウェイでの開幕は2018年秋に予定されているものの、まずは2018年3月13日からシカゴのオリエンタル・シアターにて5週間限定でトライアウト公演されることになっている。

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