俳優のムロツヨシが、瑛太が主演を務めるTBS系金曜ドラマ『ハロー張りネズミ』(毎週金曜22:00~)の8月18日放送の第6話にゲスト出演する。ムロが演じるのは群馬県の県議会議員候補の伊佐川良二。物語のクライマックスでは、瑛太とムロの、台本20ページにも及ぶ迫力満点のやり取りがあるという。

ムロツヨシ演じる伊佐川良二(左)と瑛太演じる七瀬五郎

このドラマは、1980~1989年に『週刊ヤングマガジン』(講談社)で連載された弘兼憲史氏の同名漫画を原作とする探偵ドラマ。東京都板橋区の下赤塚に事務所を構える「あかつか探偵事務所」を舞台に、面倒な案件ほどやりたがるという一風変わった探偵"ハリネズミ"こと七瀬五郎=ゴロー(瑛太)とその仲間たちが、人情味あふれる哀しい事件や難事件に挑んでいく。

ある日、あかつか探偵事務所にゴロー宛の手紙が届く。その文面には、「この手紙が届いたらすぐに私を訪ねてほしい。でも私は死んでいるはずで、部屋の写真立ての裏に犯人の名前を書いておきます…」という内容がつづられていた。早速、ゴローが手紙の差出人・浅田玲奈(玄理)を訪ねると、自室のテーブルに突っ伏して死んでいる玲奈を発見し、警察へ通報する。

現場に立ち会うゴローが刑事(岩谷健司)に尋ねると、誰かと争ったような形跡もなく、状況的に服毒自殺が考えられ、死後2~3週間は経っているという。そんな中、ゴローは写真立ての裏に貼ってある紙を発見。警察に悟られないよう事務所へ持ち帰り確認すると、「私を殺した犯人は伊佐川良二(ムロツヨシ)という男です」とのメモが。その伊佐川という男を調べてみると、なんと群馬県の県議会へ立候補している人物だった…。

ムロが演じる伊佐川は、学生時代からボランティア活動に明け暮れ、世界中を回ったりもしていたという人物。最近ではずっと無報酬で市民運動のリーダーをやっており、将来を嘱望されている。一見、クリーンなイメージで非の打ち所のない男だが、伊佐川は誰にも打ち明けてないある秘密を抱えていた…。果たして伊佐川の正体とは!?

(C)TBS