日本テレビの水卜麻美アナウンサーが、16日に放送された同局系バラエティ番組『1周回って知らない話』(毎週水曜19:00~)に出演。同局系大型特番『24時間テレビ』誕生の理由に涙した。

水卜麻美アナウンサー

今回、『24時間テレビ』を特集し、視聴者から寄せられた番組にまつわるさまざまな疑問が明らかに。ゲストには、40回目を迎える今年の『24時間テレビ』から、小山慶一郎、徳光和夫、羽鳥慎一アナ、水卜麻美アナが登場した。

視聴者からは「そもそもなんで24時間なの?」という疑問が寄せられ、その理由が語られた第1回(1978年)のオープニングの映像を紹介。そこで番組キャスターを務めた大橋巨泉が「私たちはテレビを通じて何ができるか、今夜は今までのテレビプログラムを全部24時間休ませていただき、世のなかにいる弱い人たちのためにテレビが役立つかどうか、テレビを通じてチャリティーをしてみたいと思うんです」と語っていた。

また、当時番組を企画したプロデューサーの都築忠彦氏がVTR出演し、24時間生放送にした理由を説明。「番組を観て子供たちが貯金箱を持って集まってくる。それを観て次の人たちがまた集まってくるというのは、生でやらないとできない。みんなの1日の生活を描き、その中で人のために役立ちたいという子供たちもたくさんいるんだと伝えるには24時間やった方がいいんじゃないかと思った」と明かした。

さらに、一度きりで終わる予定だったが、当時の日本テレビ社長が、来年もやってほしいという熱い要望に応えて「みなさんにご支持いただくなら何度でもやります」と放送中に宣言し、継続が決まったという経緯も紹介。徳光が「あのあと、『日本テレビが続く限りこの番組は続けていく』と」と補足した。

『24時間テレビ』が始まった理由、そして、番組に込められた思いに、羽鳥アナは「緊張してきました」とあらためて重みを感じた様子。水卜アナは「もう感動してしまいました」と涙し、「また初心にかえって、"日本テレビが続く限り"という番組に携わっているからには、本当にまた頑張らなきゃなって」と気を引き締めた。