今年のフジテレビ系『FNS27時間テレビ にほんのれきし』(9月9日18:30~10日21:24)の制作発表会見がこのほど、東京・台場の同局で行われ、その全容が明らかになった。

『FNS27時間テレビ にほんのれきし』総合司会のビートたけし

31回目を迎える同特番は、これまでのお笑い特化から大きく刷新。総合司会・ビートたけし、キャプテン・村上信五(関ジャニ∞)のもと、"にほんのれきし"をテーマに、旧石器時代から現代まで、日本史を27時間かけてめぐる旅を展開する。

メイン通し企画「にほんのれきし博物館」は、歴史上の出来事の中で「よく考えたらおかしいこと」を、館長のバカリズムが提言。そこから、「実はこうだったんじゃないか」という妄想トークと歴史学者による解説で、27時間をつないでいく。たけし、村上に加え、波瑠が"タビビト"として登場し、村上は「本当に勉強になるコーナーだったので、ぜひ見ていただきたいですね」とアピールした。

旧石器・縄文・弥生・古墳時代パートは「日本人ルーツ顔探しの旅 世界で発見! 縄文顔×弥生顔」を展開。日本人の顔つきは「縄文顔」と「弥生顔」に分かれるといい、それぞれのルーツをインドネシアとロシアで探す。加藤諒、横澤夏子、アンガールズらが出演。

飛鳥・奈良時代は「ホンマでっか!?TV」の古代史バージョン。各評論家が新情報を伝えるほか、明石家さんまを筆頭に奈良県民が集合し、奈良をより盛り上げる方法を検討する。さらに、特番『さんまの東大方程式』に出演する個性あふれる東大生たちも登場する。

鎌倉時代は、南原清隆、塚田僚一(A.B.C-Z)、加藤諒、ボビー・オロゴンが出演する「免許皆伝」。免許皆伝で受け継がれる「技・術・芸」に芸能人たちが本気で挑み、決められた期間での技の習得を目指す。

室町時代は、所ジョージを迎えて「ニッポン道 室町ックJAPAN!」。この時代に生まれた文化・伝統の素晴らしさを、日本人以上に日本を愛する外国人が、熱く伝えていく。

戦国時代は複数パートにわたり、まずは「村上信五とスポーツの神様たち」の特別版。「もしもアスリートが戦国時代にいたら大活躍できるんじゃない?」をテーマに、戦国にまつわる伝説や逸話をトップアスリートが検証する。ゲストには、金田正一氏、釜本邦茂氏といった野球・サッカーのレジェントが登場する。

「めざましテレビ」では、戦国時代に何頭か日本にやってきた象に注目。約290年前にベトナムからやってきた象が長崎から江戸にやってきた道のりと生活を、村上がロケで調査する。

そして、「関ジャニ∞クロニクル 27時間SP 戦国武将なのに」と題し、関ジャニ∞のメンバーが、大阪・仙台・東海と全国へ。武将の末裔(まつえい)やお宝に接触し、"意外なギャップや知られざるエピソード"を聞き出していく。