映画『パワーレンジャー』(7月15日公開)のジャパンプレミア レッドカーペットイベントが3日、東京・両国国技館で行われ、来日した主人公レッドレンジャー役のデイカー・モンゴメリー、ピンクレンジャー役のナオミ・スコット、日本語吹き替えキャストの広瀬アリス、勝地涼らが集結した。

広瀬アリス(左)と勝地涼

日本の特撮シリーズ『スーパー戦隊』の英語版として1993年から全米で放送されているテレビシリーズ『パワーレンジャー』をハリウッドで映画化した本作。世界を守る5人の戦士"パワーレンジャー"として選ばれた平凡な5人の高校生が、自らの運命に戸惑いながらも仲間たちと悩み助け合い、やがて訪れる脅威に立ち向かっていく姿を描く。

イベントは、数々の熱狂的な名勝負を繰り広げてきたパワーの聖地・両国国技館の屋外にレッドカーペットが敷かれ、高さ2メートルのレンジャーマスクを設置。300人のファンが駆けつけ、熱気に包まれる中、来日を果たしたデイカー・モンゴメリー、ナオミ・スコット、監督を務めたディーン・イズラライトが登場し、監督は「全国のスーパー戦隊ファンの方々! この映画が日本に帰ってきました!」と感慨深げに語った。

日本語吹替え版でピンクレンジャー(キンバリー)の声を演じた広瀬は、「すごく緊張しますが、こんなにたくさんの方が来てくださってとても幸せです」と笑顔を見せ、「変身するまでに人間ドラマが描かれていて、アクションもド迫力なので、たくさんの方に見ていただきたい」とアピール。レッドレンジャー(ジェイソン)役の勝地も「親子で一緒に見に行っていただいて、子供についていったつもりがお父さんが最終的に興奮して帰るみたいになったらいいなと思います」と語った。

そのほか、日本語吹き替えキャストのブラックレンジャー(ザック)役の鈴木達央、アルファ5役の山里亮太、ゾードン役の古田新太も参加。そして、恐竜戦隊ジュウレンジャー』ゲキ/ティラノレンジャー役の望月祐多、『宇宙戦隊キュウレンジャー』ラッキー/シシレッド役の岐洲匠、さらに、本作のスペシャルパワーアンバサダーを務めるアントニオ猪木、レッドレンジャーも登場した。