俳優の村上虹郎が、テレビ東京系ドラマ25『デッドストック~未知への挑戦~』(7月21日スタート 毎週金曜24:52~25:23)に主演することが13日、わかった。

村上虹郎

同作は2016年11月に新社屋に移転したテレビ東京を舞台に繰り広げられる、オリジナルホラー。神谷町の旧社屋から引越しの際に処分された大量の廃棄テープの中から、いまだかつて誰も目にすることのなかった怪奇現象の映る古いテープが発見される。ADの常田大陸(村上)らがその謎を解くべく、取材現場へ向かい、怪奇現象へ巻き込まれていく。

脚本兼監督に『呪怨 白い老女』の三宅隆太、加藤淳也(『クロユリ団地』)という数々のホラー作品を生み出してきたベテラン作家を迎え、チーフ監督は気鋭の権野元。さらにゲスト監督にドキュメンタリー映画『A』『FAKE』で数々の話題を巻き起こした森達也が参加し、ホラードラマの枠を超えた”新たなジャンルの開発”を目指す。

同局 五箇公貴プロデューサーは「”テレビ東京にも X-FILE は存在した!” これは企画書の最初に書いた一文です」と明かし、「テレ東オリジナルのホラーシリーズを作りたい。そしてハリウッドリメイクを目指したい」という思いが詰まっていると語る。実際に開局当時のドキュメンタリー素材を探し、”おびただしい数の恐ろしい廃棄テープ”という、ドラマのキーとなるワードを生み出したという。

五箇プロデューサーは「撮影では実際に社屋移転で発掘された東京12チャンネル時代の作業着や機材なども、衣装やセットとして使用しています。番組のサブタイトル”未知への挑戦”は僕らが企画のヒントをもらった、田原総一朗さんもディレクターをつとめた開局当時の過激なドキュメンタリー番組のタイトルです」と意図についてコメント。「新社屋に移転しても、12チャンネル時代の諸先輩方が築いた 攻めた番組作りのスピリットを忘れない」と語った。

村上虹郎コメント

テレ東さんのやんちゃな企画に、主演として参加できて愉しくやらせて頂いていますが、毎度、怖いです。
でもホラー+サスペンス仕立ての作品は初挑戦だったのでとても新鮮な毎日です。
常田大陸という役は実直で愛らしいテレビ東京の新米ADです。
未確認素材センターと呼ばれる、見るからに怪しいテレ東旧社屋の末端に配属になり、イケイケ女先輩とダメダメ上司に日々振り回されます。
スタンダードな霊をはじめ、禁忌的なテーマと格闘したりするのですが、物語が進むにしたがって自分の内面と向き合う話になっていくので色々大変です。
ホラーとしての面白さもありますが、回を追うごとに成長していく大陸の姿や、他のキャラクターたちそれぞれが抱える事情、過去の映像等、様々な要素が絡み合い、一つのストーリーとして繋がっていくところも見所だと思います! 是非ご期待ください!

(C)「デッドストック~未知への挑戦~」製作委員会