女優・新垣結衣が主演したTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年10~12月放送)の那須田淳プロデューサーが1日、都内のホテルで行われた「第54回ギャラクシー賞」(主催:放送批評懇談会)の贈賞式に登場。続編について「僕の頭のなかでは妄想しております(笑)」と語った。

TBSの那須田淳プロデューサー

『逃げ恥』は、視聴者投票などで選ばれる「マイベストTV賞 第11回グランプリ」を受賞。那須田プロデューサーは「スタートから最後まで(視聴率が)倍になるのは初めての経験。(数字が)上がっていくのと一緒に、ご覧になった方の声がどんどん届いてきて、それがすごく作っていくときに勇気づけられて、みんなで楽しんで作品を作れたのがまた伝わっていって、支持を得たんじゃないかなと思います」と振り返り、続編について聞かれると、「僕の頭のなかでは妄想しております(笑)」と意識していることを語った。

また、今年のギャラクシー賞でラジオ部門のDJパーソナリティ賞を受賞していた、主要キャストの星野源が再び登壇。「この作品に関われて本当に幸せです。本当にすてきな現場で、トラブルもなく、居心地のいい制作環境、撮影現場で、大変なことがあった記憶が全然なくて、楽しかった思い出しかないですね」と、充実の日々を述懐していた。

第54回ギャラクシー賞・主な受賞作品

●志賀信夫賞:西村泰重ジュピターテレコム初代社長
●マイベストTV賞 第11回グランプリ:『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS)
●テレビ部門・大賞:『NHKスペシャル「ある文民警察官の死~カンボジアPKO 23年』(NHK)
●テレビ部門・特別賞:『世界の果てまでイッテQ!』(日テレ)
●テレビ部門・個人賞:満島ひかり
●テレビ部門・フロンティア賞:『火花』(YDクリエイション)
●ラジオ部門・大賞:『荻上チキ・Session-22』(TBSラジオ)
●ラジオ部門・DJパーソナリティ賞:星野源
●CM部門・大賞:静岡新聞・静岡放送『超ドS 静岡兄弟篇』
●報道活動部門・大賞:富山市議会の政務活動費不正をめぐる調査報道(チューリップテレビ)