女優の蒼井優が、日本テレビ系スペシャルドラマ『ゆとりですかなにか 純米吟醸純情編』に出演することが決定。7月2日と9日(いずれも22:30~23:25)に、2週連続で放送されることも発表された。

『ゆとりですかなにか 純米吟醸純情編』に出演する蒼井優=日本テレビ提供

岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥演じる、人生の岐路に立つゆとり世代のアラサー男子が、恋に仕事に友情に奮闘していくさまを描く同ドラマ。昨年4月クールに放送された連ドラから1年後を描く今回のスペシャルに出演する蒼井は、松坂演じる小学校の先生・山路一豊の地元郡山の中学同級生・笠木久美役で登場する。

帰郷した山路は、立ち寄ったホームセンターで笠木久美と再会。その場で別れたものの、、山路が夜、久美がママとして働くスナックを訪ねたことで2人は急接近し、女性経験ゼロの山路が、新たな恋を繰り広げる。

蒼井は「このドラマが好きで、ずっと見ていたので、参加させていただくことが決まった時、とてもうれしかったです」とコメント。「『ゆとりですがなにか』ファンとしても、たまらないスペシャルドラマになっていると思います! ぜひ、楽しみにしていてください」と呼びかけた。

脚本の宮藤官九郎は「山路が初恋の女性と再会するエピソードを提案すると、すぐに蒼井優さんの名前が挙がりました」と、直感があったそう。「完成したドラマをひと足先に見たのですが、本当に素晴らしかったです。関わったら面倒なことになるの分かってても、こんなにチャーミングで魅力的だったら、山路も話聞いちゃうよなあという匙(サジ)加減」と評している。

ほかにも、岡田演じる脱サラして家業の酒蔵を継ぐはずだった坂間正和が、酒蔵取り壊しの計画を受けて再就職先を探すため登録した人材派遣会社の営業・富田役で、清野菜名も出演し、「ゆとり世代」よりさらに若い「さとり世代」として衝撃発言を連発。

実家に戻った山路を迎える両親役で、鈴木正幸と梅沢昌代。地元郡山の同級生たちを、実際に福島県出身・在住の若手役者陣が演じ、安藤サクラ、太賀、島崎遥香、髙橋洋、吉岡里帆、手塚とおる、青木さやか、でんでん、中田喜子、吉田鋼太郎といったおなじみのメンバーも出演する。

(左から) 松坂桃李、岡田将生、柳楽優弥=同