――そんな天真爛漫なところが、みんなに元気を与えてるんだと思います。現在、フリーのアナウンサーとして活躍されていますが、もともとの志望はなんだったのですか?

東京オリンピックに関わりたいと思って、アナウンサーか、航空会社のCAさんになろうと思っていました。人と関わる仕事がしたいと思っていて、今はご縁があってセント・フォースに入りました。

――念願かなったという感じですか?

想像してた24歳と全然違って。私が想像してた24歳は、いつもヒールとパンツでカンカンカン!って歩いてるようなキャリアウーマンだったんですけど、実際は全然違う。でも、去年の秋から藤井くん(藤井弘輝アナ)が『めざまし』に入ってきて、ちょっと先輩になったかなって思います。年は1つ上なんですけど、私を立ててくれる。あ、でも今日、私が髪型全然決まらないでいたら、「かわいいかわいい」って適当に言われて、扱いがだんだん雑になってきたかも(笑)

――憧れのキャスターやアナウンサーの方はどなたですか?

松岡修造さん。いろんなスポーツの現場に行くスポーツキャスターになりたいんですけど、松岡さんってご本人もすごい方なのにアスリートの方を尊敬していらっしゃるじゃないですか。ああいう方になりたいなって思いつつも、小林麻耶さんにも憧れます。いつも笑顔で、大変なこともあったと思うんですけど、それを出さずにカメラの前にいるっていうのは本当にすごいことだと思います。

――小林麻耶さんは事務所の先輩ですが、お会いになったことはあるんですか?

番組で2度共演させていただいて、デビュー前に事務所で1回ごあいさつさせていただきました。そのときハグしてもらったのが、忘れられないですね。

――スポーツキャスターになりたいというのは、やはり学生時代からスポーツに打ち込んできて、アスリートの思いを伝えたいという気持ちからですか?

私は小学一年生から中学一年生まで水泳をやっていたんですけど自分は極められないなって思って挫折したんです。でも、大阪桐蔭高校に入ったら、またスポーツに応援で関わることができて、応援も楽しいんだってことを知りました。甲子園のアルプス席ですごく感動したし、あらためてスポーツって良いなと思ったんです。スポーツの取材に行くと、絶対に名言をいっぱいもらえるじゃないですか。それをみなさんにしっかりと伝えていきたいです。

――今後共演してみたい人や、インタビューしてみたい人は誰ですか?

元プロ野球投手の山本昌さん! 本当にすごい方なのに、ラジコンとかクワガタが好きだったり、すごく気さくじゃないですか。でも、解説になるとすごくしゃべられてギャップがある。とても賢い方なのに、ドヤ顔しない。そんな人間性が大好きなんです。

――今後の目標や夢を教えてください。

スポーツの現場にもっと行きたいですね。甲子園を目指す高校とか、プロ野球のキャンプとか。あっ、歌が大好きなので、歌番組の司会もやりたいし、いろんなことに挑戦していきたいです!

●岡副 麻希(おかぞえ・まき)
1992年7月29日生まれ、大阪府出身。早稲田大学文化構想学部文芸ジャーナリズム論系卒業。現在は『めざましテレビ』スポーツキャスター(月~金曜)、『めざましどようび』スポーツキャスター、お天気キャスターを担当(いずれもフジテレビ系)。特技は水泳で、フィンスイミング日本選手権1500mで優勝経験を持つ。