フジテレビの深夜バラエティ番組『さまぁ~ずの神ギ問』(毎週金曜25:25~25:55)が、初の全国ネットプライム帯特番(23日22:00~23:24)を放送することになり、さまぁ~ずと宮司愛海アナウンサーがこのほど、東京・青海の同局湾岸スタジオで収録後に取材に応じた。

(左から)宮司愛海アナウンサー、さまぁ~ずの大竹一樹・三村マサカズ

ネット検索や本を読んでも答えのない絶妙な疑問を"神ギ問"と認定し、独自の取材で解き明かしていくという同番組。今回の特番には、Hey! Say! JUMPの山田涼介、フリーアナウンサーの堀潤、『めざましテレビ』に出演する岡副麻希がゲストで登場するが、この中でもさまぁ~ずが注目株として真っ先に挙げたのが岡副だ。

大竹一樹は「岡副ちゃんをもっと調べ上げた方がいいと思う」と主張。「『指さされるの嫌だね』って言うと、『ううん、私見ちゃいます』って返してくる」、三村マサカズも「『怖いものなしだね』っていう突っ込みなのに『ありますよ』って具体的に言いそうになる」と謎の返答が相次いでいる事例を明かし、大竹は「すごいの見つけたなっていう感じがする」と、その天然キャラクターを絶賛した。

一方で大竹は「あんまり深く掘っちゃうと、こっちが疲れちゃう」といい、岡副が宮司アナと同じ早稲田大学出身と聞いた三村は「どうやって早稲田大学入ったんだろう?」と素朴な疑問を浮かべていた。

このほか、山田涼介は、番組で"神ギ問"にならなかった"グ問"を自分で調べて答えを出していたそうで、大竹はその姿勢を「ガンコでいいですね」と評価。一方の堀潤は、今回の特番で知ったかぶりをしてしまったシーンがあったというが、三村は「知識の量は、やっぱりすごいです」とフォローを忘れず、むしろ「さまぁ~ずの2人が知らないことが多すぎる。結構落ち込むことありますから」と反省していた。

今回の特番では、1カ月前の収録で"神ギ問"に認定された「おでこから禿げる人とてっぺんから禿げる人の違いは何なの?」「テレビショッピングの実演に使われる汚れの付いたコンロや換気扇はどこから調達してくるの?」「結婚式の最中に相手に逃げられた人は日本にどれだけいるの?」など、6つの疑問を徹底調査。大竹は特番で時間が浅くなっても「丸くなってなかったです」と胸を張り、三村はこれをきっかけに「全国で放送してくれるようになったらいいな…」と期待を込めた。

同番組は昨年10月にスタートしたが、中嶋優一チーフプロデューサーは「おかげさまで視聴率が絶好調。深夜番組なのに、番組が始まってからエンディングに向けて数字必ず上がっていく番組は、20年やってますが初めて見たくらい」と強い支持を受けていることを報告。4月からは放送時間が30分繰り上がる(毎週金曜24:55~)ことが決定し、「コツコツ昇格して、どんどん上に登って行きたい」と意気込みを語り、宮司アナも「金曜日の飲み会帰りでテレビをつけたらやっている時間なので、そういうテンションで見ていただければ」と呼びかけた。