JR東日本長野支社は20日、今年7月から始まる信州デスティネーションキャンペーンに合わせて小海線に投入する「のってたのしい列車」の列車名と車両デザインを発表した。列車名は「HIGH RAIL 1375(ハイレール イチサンナナゴ)」に決定し、7月以降、土休日を中心に小淵沢~小諸間で運転される。

「HIGH RAIL 1375」外観イメージ

「HIGH RAIL 1375」はキハ110系・キハ100系を改造した2両編成で運転。標高が高い小海線の特徴を踏まえ、「天空にいちばん近い列車」をコンセプトとした。列車名は標高の高さを表す「ハイ」と線路の「レール」に、JR線標高最高地点である1,375m(清里~野辺山間)を組み合わせた造語。標高の高い小海線から天空や星空を楽しんでもらいたいとの思いを込め、命名したという。

外観は車体をキャンバスに見立て、金属風の質感をベースに小海線の夜空や高原、八ヶ岳の山々をモチーフとしたデザインに。「大人は少しノスタルジック、こどもはワクワクするような列車を表現」したとのこと。運転時刻や車内サービスなどの詳細については決まり次第、発表される。