制作スタジオTRIGGERのクオリティの高さやストーリーなどが話題のTVアニメ『リトルウィッチアカデミア』より、現在放送されている6話までの内容をまとめたダイジェスト映像が公式サイトにて公開された。

今回のダイジェスト映像は、OPテーマ「Shiny Ray」/YURiKA、EDテーマ「星を辿れば」/大原ゆい子の楽曲に乗せて、6話までの内容を振り返っており、ルーナノヴァ魔法学校に入学したアッコのこれまでの出来事や成長などがまとめられている。これを見れば2月19(日)に放送される最新第7話「オレンジサブマリナ―」にもすんなりと入れること間違い無しなので、まだ本作に触れたことがない人も要チェックだ。

TVアニメ『リトルウィッチアカデミア』第7話のあるすじ&先行場面カット

■第7話「オレンジサブマリナ―」
ポラリスの泉で心を入れ替えたアッコは、少しでもシャリオに近づきたいと授業を真面目に受けるようになる。アーシュラも協力してくれるのだが、相変わらず基礎魔法すらうまく使えないでいた。そして始まる初めての試験。しかしアッコは何をやっても落第点。実技試験ではついに被害者をだしてしまい、フィネランから魔法哲学の試験も落第点だった場合、退学処分にすると告げられてしまう……。

過去作2本のメイキング映像も公開

そんな「リトルウィッチアカデミア」の始まりは2013年3月、文化庁による若手アニメーター育成事業『アニメミライ2013』の参加作品として公開された『リトルウィッチアカデミア』。TRIGGER制作、吉成曜監督によるオリジナル短編アニメーションは、日本のみならず、世界にも魔法をかけてみせた。YOUTUBEに一話をまるごとUPしたところ作品を見たファンからの続編を望む声があがり、クラウドファンディングサイト・Kick-starterで参加を呼びかけたところ、目標金額15万ドルを開始わずか6時間で達成。1カ月で目標金額の4倍となる総額62万5518ドル(約7400万円)を集め新作の製作が決定した。そして2015年7月、北米最大のアニメコンベンション・アニメエキスポ2015にて日本での上映に先がけて世界最速プレミアが行われると、会場を埋める4000人の観客から同イベント史上初となるスタンディングオベーションが沸き起こった続編『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』が同年10月9日より2週間限定で上映された。

そんな世界中からのラブコールによって第2作の製作を叶えたシンデレラコンテンツ「リトルウィッチアカデミア」の原点ともいえる2013年のアニメミライ版、そして2015年に公開された『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』の2作のメイキング映像も特別に公開された。TVアニメが放送中ではあるが、改めて「リトルウィッチアカデミア」という作品がどのようにして成り立っているのか、また制作陣の熱い思いを感じることのできる内容となっているのでこちらもぜひチェックしておきたい。各詳細は公式サイトにて。

(C)2017 TRIGGER/吉成曜/「リトルウィッチアカデミア」製作委員会