米BOX OFFICE MOJOは2月10日~2月12日の全米週末興業成績を発表した。

『レゴバットマン ザ・ムービー』が初登場1位。ブロック玩具「レゴ」を題材にした3Dアニメ『LEGO ムービー』に次ぐ第2弾で、さびしがり屋だが強がりのヒーロー"バットマン"が主人公。キングコングやヴォルデモートら悪党によってピンチに陥った世界を救うため、相棒ロビンとともに立ち上がる。前作同様、バットマン役のウィル・アーネット、ロビン役のマイケル・セラらが声を担当する他、前作でアニメーション共同監督を務めたクリス・マッケイがメガホンを取る。

(C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

2位『Fifty Shades Darker(原題)』も初登場。50カ国以上で翻訳され世界的ベストセラーとなった同名小説を映画化し大ヒットした『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の続編で、前作同様ダコタ・ジョンソンがアナスタシア・スティール、ジェイミー・ドーナンがクリスチャン・グレイを演じている。前作のラストで破局した2人が、その後アナスタシアが大学を卒業し就職して復縁することから物語が始まる。

ロサンゼルスのプレミアにて (C) ABImages

続く3位『John Wick: Chapter Two(原題)』も今週初登場。2014年公開のキアヌ・リーブス主演映画『ジョン・ウィック』の続編で、引退した伝説の殺し屋がローマを舞台に、世界で最も危険な殺し屋たちとの復讐に挑む。

前週まで3週連続トップに立ったM・ナイト・シャマラン監督の『スプリット』は、初登場3作品に押されて、4週目にして4位に転落。累計興行収入は1億1,229万3,380ドルと1億ドルの大台を突破した。

その他前週2位のハリウッド版"リング"最新作の『Rings(原題)』は7位に。5位『Hidden Figures(原題)』、6位『A Dog's Purpose(原題)』など以下のラインナップも順位を下げる中、公開から11週目にして初のトップ10入りとなる10位に先週ランクインした『LION/ライオン ~25年目のただいま~』が9位へとワンランク順位を上げている。

北米週末興行成績TOP 10(2月10日~2月12日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 レゴバットマン ザ・ムービー 5,563万5,000ドル 同左 4月1日 1
2 Fifty Shades Darker(原題) 4,679万7,825ドル 同左 未定 1
3 John Wick: Chapter Two(原題) 3,001万5,000ドル 同左 未定 1
4 1 スプリット 932万1,110ドル 1億1,229万3,380ドル 5月12日 4
5 4 Hidden Figures(原題) 800万ドル 1億3,145万2,250ドル 未定 8
6 3 A Dog's Purpose(原題) 736万5,335ドル 4,259万5,010ドル 未定 3
7 2 Rings(原題) 582万ドル 2,149万2,286ドル 未定 2
8 5 ラ・ラ・ランド 500万ドル 1億2,601万345ドル 2月24日 10
9 10 LION/ライオン ~25年目のただいま~ 408万3,000ドル 3,036万8,722ドル 4月7日 12
10 9 The Space Between Us(原題) 176万ドル 659万5,158ドル 未定 2