食べたいご当地ラーメン、1,000人が選んだ第1位は?

マルハニチロは2月10日、「ラーメンとチャーハンに関する消費者実態調査2017」を発表。居住地別に好きなラーメンや人気のご当地ラーメンについて、全国の20歳～59歳の男女1,000人から回答を得た。

同調査は1月18日～1月20日の3日間で、ラーメンとチャーハンのいずれも食べることがある全国の20歳～59歳の男女を対象に、インターネットリサーチで実施し、1,000人の有効回答サンプルを集計した(調査協力会社：ネットエイジア)。

居住地別に好きなラーメンで1位になったものを見てみると、北海道・東北では「味噌ラーメン」(68.7%)、関東、北陸・甲信越、東海、中国・四国では「醤油ラーメン」(関東63.1%、北陸・甲信越74.1%、東海65.5%、中国・四国80.9%)、近畿と九州・沖縄では「豚骨ラーメン」(近畿62.7%、九州・沖縄77.1%)とった。北日本は「味噌ラーメン」、東日本は「醤油ラーメン」、西日本は「豚骨ラーメン」を好む傾向にあると言えそうだが、中国・四国については「醤油ラーメン」がダントツで、「醤油ラーメン」の支持率の高さがうかがえた。

最近では、ご当地ラーメンを集めて開催されるラーメンイベントが行われ、また、SNSを使ったコミュニケーションが活発になっていることもあり、全国各地のご当地ラーメンに関する情報も広く伝わっている。そこで、全回答者1,000人に食べたい(食べてみたい)と思うご当地ラーメンについて調査した。

各地域の人気ラーメンをまとめたところ、北海道・東北の1位は「札幌ラーメン(北海道)」54.6%で、2位「喜多方ラーメン(福島県)」36.9%、3位「旭川ラーメン(北海道)」32.3%となった。全体を通してみても、半数以上の人が「札幌ラーメン(北海道)」を食べたい(食べてみたい)と思うラーメンと回答するなど、札幌ラーメンはダントツの1位となった。

関東の1位は「佐野ラーメン(栃木県)」18.6%で、2位「東京ラーメン(東京都)」13.1%、3位「スタミナラーメン(茨城県)」11.4%となった。また、北陸・甲信越の1位は「富山ブラック(富山県)」で21.7%、2位「燕三条背脂ラーメン(新潟県)」8.1%、3位「8番ラーメン(石川県)」7.7%。東海の1位は「台湾ラーメン(愛知県)」14.3%で、2位「冷やしラーメン(静岡県)」10.3%、3位「高山ラーメン(岐阜県)」9.3%となった。

続いて、近畿の1位は「近江ちゃんぽん(滋賀県)」13.4%、2位「京都ラーメン(京都府)」12.8%、3位「和歌山ラーメン(和歌山県)」12.3%となった。中国・四国の1位は「尾道ラーメン(広島県)」18.8%、2位「鳥取牛骨ラーメン(鳥取県)」10.9%、3位「鍋焼きラーメン(高知県)」10.4%。そして、九州・沖縄の1位は「博多ラーメン(福岡県)」39.7%、2位「沖縄そば(沖縄県)」28.1%、3位「あごだしラーメン(長崎県)」19.6%となった。

調査時期: 2017年1月18日～1月20日
調査方法: インターネット調査
調査地域: 全国
有効回答数: ラーメンとチャーハンのいずれも食べる20歳～59歳の男女1,000人(男性500人(20代125人/30代125人/40代125人/50代125人、女性500人(20代125人/30代125人/40代125人/50代125人))
実施機関: ネットエイジア