タレント・高田純次の生誕70年を記念して、高田が街を散歩するテレビ朝日の番組『じゅん散歩』の特別版が、18日(10:00~11:40 ※関東ローカル)に放送。ゲストに盟友・柄本明を迎え、思い出の新宿を散歩する。

高田純次(左)と柄本明=テレビ朝日提供

今回は『じゅん散歩 純ちゃん生誕70年DX~思い出の街歩きで見つけた爆笑人生一歩一会~』と題して放送。新宿は、劇団時代の思い出が詰まった街で、柄本が「『じゅん散歩』、よく見てるよ。出世したなと思ってさ~」と言うと、高田は「大御所たちの後を継ぐからプレッシャーが強かったんだよ」と答え、柄本が「…なんであなたの言うことはぜんぶウソに聞こえるんだろうね(笑)」と、長年の仲を感じさせるやり取りを見せる。

2人が訪れたのは、とある居酒屋。ここは、40年前に演劇の道を諦めて宝石会社に就職した高田が柄本と再会し、それをきっかけに柄本率いる『劇団東京乾電池』に入団して、再び俳優人生を歩み始めたという思い出の地だ。

高田が「私にとっては革命的な場所」と振り返ると、柄本は「本当は(安定した生活を捨てて、演劇の世界に)戻ってくるなんて、やめた方がいいと心配していたんだよ」と告白。さらに、レギュラー出演していた『笑ってる場合ですよ!』『笑っていいとも!』(いずれもフジテレビ系)が放送されていたアルタの前や、よく訪れていたという中華料理店も回る。

散歩を終えた高田は「えもっちゃん(=柄本)は、違う世界に踏み出そうとする僕の背中を押してくれた人。あのとき、えもっちゃんたちに出会わなければ、今頃はえもっちゃんに1,000万円の宝石を売りつけていると思います(笑)」と、高田らしく感謝。それを聞いた柄本は「本当に出会ったときから何も変わらないよね(笑)」と笑顔を浮かべていた。