位置情報データを使った広告・分析サービス「プロファイルパスポート」を提供するブログウォッチャーはこのほど、「初詣・年末年始人口推移についての人流分析レポート」を公開した。

2017年の初詣、人流はどうなっていた?

同レポートは、初詣期間(12月31日~1月4日)の全国主要神社・仏閣の人流や、東京23区の年末年始の人流分析を行ったもの。

「初詣人流分析」の対象期間は、2016年12月31日~2017年1月4日。分析テーマは初詣期間の全国主要神社・仏閣別人流で、対象エリアは全国。分析項目は全国の主要神社・仏閣の人流TOP10、および流入元エリア/ピークタイムとなる。

「年末年始の都心部人流分析」は、対象期間が2016年12月31日~2017年1月1日で、分析テーマは年末年始の都心の人流。対象エリアは東京23区および全国となる。都心部の12月26日と1月1日の人口比較/都心からの移動先エリアについて分析している。いずれも、同社提携アプリにて位置情報取得の許諾が取れているユーザーを対象とし、サンプル数は1万端末となる。

「2017年 全国主要神社・仏閣 初詣人流分析」では、10位の人流を100%とし、各神社・仏閣の人流を割合で表した。結果、明治神宮が人流第1位となり、第10位の太宰府天満宮と比較すると146%の人流があった。2位「鶴岡八幡宮」は140%、3位「浅草寺」は135%だった。

初詣人流が多い全国主要神社・仏閣 TOP10

「都心部の年末年始人口推移」では、東京23区の12月26日の人口が1月1日にどのように変化したかを分析。東京23区の12月26日の人口を100%とすると、1月1日には58%減少している。減少した東京からの移動人数を100%とした場合、埼玉(19%)、千葉(16%)、神奈川(15%)の上位3県で50%を占めているという結果が得られた。

年末年始の東京23区人口変化

東京23区からの移動人数割合 都道府県別

そのほかの分析結果は、同社Webページにて発表されている。

※写真はイメージ