映画『君の名は。』キービジュアル

映画『君の名は。』(公開中)が、1月4日より韓国でも公開され、初日で興行収入約1億円を達成し、13万人を超える動員数を記録した。

本作は、新海誠監督の6作目。2016年より公開され日本でも大ヒットし、海外では第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭(スペイン)でAnima't部門(アニメーション作品部門)の最優秀長編作品賞と第18回プチョン(富川)国際アニメーション映画祭(韓国)の長編コンペティション部門での優秀賞と観客賞をW受賞する快挙を達成してきた。なおアジア圏で映画ランキング1位の5冠(日本、台湾、香港、タイ、中国)を達成し、中国とタイでは公開された日本映画で歴代興収の新記録を樹立した。

韓国では、1998年に日本映画が解禁され、一時期はブームも起きたものの2004年の『ハウルの動く城』以降、目立ったヒットは大幅に減少。そんな中、本作は555スクリーンという、同国での日本映画の公開規模としては新記録となるスクリーン数で公開され、初日の興収(1,032,712,400ウォン)および観客動員(138,028人)で首位デビューを飾った。日本映画が韓国の映画ランキングで1位となるのも『ハウルの動く城』以来13年ぶりで、これでアジア圏6冠目となった。

なお、正月興行を迎えた国内での最新成績は興収224億円、観客動員1735万人を記録。1月13日からは全国の一部劇場にてIMAX上映が2週間限定でスタートする。

(C)2016「君の名は。」製作委員会