12月31日で解散したSMAPの中居正広が、同日に放送されたニッポン放送のラジオ番組『中居正広のSome girl' SMAP』(毎週土曜23:00~23:30)に出演。解散を間近に控えた心境を語り、最後に「慎吾! 剛! 吾郎! 木村! SMAP! じゃあねー! バイバーイ!」と絶叫した。

中居は「この1年は敏感な時期やデリケートな時期が毎日続きました。あまりにも言動とか考えているとまひしてきて、年末は鈍感に」と話し、「今年1年の自分の言動、行動、決断がすべて正しいなんて全然思っていない。間違える瞬間とか不正解だった場面とかきっとあると思っている。僕は今年44歳なんですが、教わったことのない1年だった。だから正解がわからないときもありましたし、何が正しいのか何周も何周もしていた」と告白。「人間の真価を問われる1年だった」と振り返った。

そして、解散について「誰も悪くないんです」と説明。「年が明けたらそっとしてあげたい。メンバーは今年1年、本当によく頑張りました。よく踏ん張ったと思います。いろんな思いが入り交じって複雑な思いあったと思います。頑張ったなと思います。最後までしっかりSMAPを務めたと僕は思います」とメンバーを誇った。

また、「37万人以上の署名運動とか、『世界に一つだけの花』の購買運動とか、ベストアルバムに投票してくれたこととか、9月9日のSMAP25周年に各地でイベントをしてくれたこととか、新聞の広告欄にメッセージをくれていることとか、しっかりと、まっすぐに僕の目にも耳にも、何より僕の心に皆のすべての思いっていうのはちゃんと届いています」とファンに感謝。「お返事遅れましたけど、ありがとうでいっぱいです。期待に応えられなくて申し訳ないでいっぱいです」と伝えた。

さらに、「僕は前ばかり向けるタイプじゃなくて、自分の足跡…どこで脱線したのか、どこで立ち止まったのか、どこで道草したのかなとか、ちゃんと確かめながら前に進みたいタイプ。これからも道草することも立ち寄りすることもあるでしょうし、来年はどういう風にしようかまったく考えてない。ゆっくりしっかりかみしめながら進んでいきたい」と中居。ラストは「僕の好きに締めさせていただきたい」と前置きした上で、「慎吾! 剛! 吾郎! 木村! SMAP! じゃあねー! バイバーイ!」と絶叫し、最後の楽曲として「SMAP」を流した。

なお、同番組は2017年1月より『中居正広 ON&ON AIR』にタイトルを変更して放送する。