関西エアポートは12月22日、現在建設中の関空第2ターミナルビル(国際線)を2017年1月28日に開業することを発表。第2ターミナルビル(国際線)には、物販店や飲食店に加え、観光案内所、ATM、外貨自動両替機、海外旅行保険自動引受機なども設置する。

拡張した第2ターミナルビル見取り図

関空では現在、LCC専用となる新ターミナルビル「第2ターミナルビル(国際線)」の建設を進めている。これに合わせ、第2ターミナルビルの既存部分は「第2ターミナルビル(国内線)」となる。また、より早くより簡単にセキュリティ検査を終えることができる「スマートセキュリティ」システムを日本の空港で初導入する。

ボディスキャナー(左)とスマートレーン(右)を備えた「スマートセキュリティー」で、セキュリティ検査がよりスムーズに

物販店では、日本の空港で初めてウォークスルー型の免税店舗を導入。メイン通路を配置し、化粧品、菓子、電化製品、タバコなどニーズが高い商品を集約した大型店舗となる。また、中国人利用者に人気があるドラッグストア、時計の専門店も展開する。飲食店は、それぞれ「和」と「関西らしさ」をコンセプトとした2店舗が開業予定。多様なニーズを想定し、豊富な種類のメニューを提供する店舗を展開する。

ウォークスルー型ショッピングエリア

店舗面積(免税・飲食・物販)は1,640平方メートルで、その内、ウォークスルー型免税店舗は1,090平方メートルになる。