フィエスタ・デ・エスパーニャ実行委員会は11月26日~27日、スペインフェスティバル「フィエスタ・デ・エスパーニャ2016」を「代々木公園イベント広場」(東京都渋谷区)で開催する。時間は10時~19時で、入場無料。

「フィエスタ・デ・エスパーニャ」昨年度の様子

同イベントは、スペインの「食」「飲」「文化」「舞踊」「音楽」などが体験できる日本最大級のスペインフェスティバル。昨年開催時は、2日間で約12万人を動員したという。今年は、新企画やさまざまなコラボレーション企画なども用意しており、よりコンテンツを拡充して実施するとのこと。

「パデル」を体験できる

会場には、スペインを中心にヨーロッパで人気のスポーツ「パデル」のコートが登場。パデルはテニスとスカッシュを掛け合わせたようなラケット競技で、コート全体がガラスの壁で囲まれており、壁のバウンドを使いながらプレーするというもの。期間中は「バデル体験会」も開催し、初心者でもすぐに感覚をつかむことができるという。

体験会は10~17時に開催(1枠1時間、7~8名)。参加料は1回500円だが、ゲームアプリ『バブルウィッチ』をインストールした人や、パデルコーナーにてフードかドリンクを購入した人は無料で楽しめる。

昨年のフラメンコステージから

ステージでは、フラメンコのトップアーティストによるショーをはじめ、バンド演奏やフラメンコショーなど、本場スペインを感じられるパフォーマンスを行う。日本フラメンコ協会(ANIF)プロデュースによるスペシャルライブには、スペインのコンクールで優勝経験もある三枝雄輔氏やSIROCO(黒田紘登氏)、NOBU(池森暢昌氏)も登場する。

また、スペインワインスペシャルコーナーも設置しており、「カバ」「シェリー」「チャコリ」「カジュアル」から高品質な白・赤ワインなど50種類以上のスペインワインが用意されている。そのほかには、スペインワインについてのセミナーや、シェリーワインを注ぐパフォーマンス「べネンシア」体験、ブラインドテイスティング大会などの企画も予定している。

昨年のパエリア教室より

さらに、「みんなで作ろうパエリア教室 」(仮名)も開催。日本パエリア協会のシェフたちが、初心者でも安心しておいしいパエリアが作れるようにサポートというもので、教室終了後には日本パエリア協会によるPAELLERO(パエリア職人)認定書も付くという(事前予約制で参加料は別途)。

ほかにも「聞くスペイン語セミナー」「サンティアゴ巡礼路とバスクの食」「バスクワインセミナー」「スペインの芸術家セミナー~ダリをめぐるひと時」「『タイガーナッツ』で作るスペイン伝統の飲み物 "オルチャータ" セミナー」など、スペインの文化や歴史に触れるセミナーも開催する。

飲食ブースのワインとスペイン料理の数々(昨年度)

会場には、スペインバルをはじめ、パエリアやタパスなどスペイン料理店が出店し、本場の味を提供。フードのほか、物販ブースではスペインに関する雑貨や食材、アパレルなども販売する。