アイドルグループ・乃木坂46の橋本奈々未が19日(25:00~)に放送されたニッポン放送のラジオ番組『乃木坂46のオールナイトニッポン』で、来年2月をめどに同グループを卒業することを発表した。芸能界も引退し、「普通の女性として生きていこうと思っています」と語った。

乃木坂46からの卒業を発表した橋本奈々未

通常、毎週水曜は『AKB48のオールナイトニッポン』が放送されているが、この日は、乃木坂46の橋本、生田絵梨花、桜井玲香が、パーソナリティを担当。橋本が初センターを務める16弾シングルのタイトルが『サヨナラの意味』に決定したことが発表され、楽曲が初公開された。

そして、橋本は番組内で、「今回の16thシングル『サヨナラの意味』の活動、そして来年の自分の誕生日(2月20日)までを目安に、乃木坂46を卒業することを決めました」と発表。「この生放送を誰と出演したいかをスタッフさんに問われた時、私にどこか似ているところがあり、これからも頑張って欲しい(桜井)玲香と生ちゃん(生田絵梨花)を指名しました。残りの4カ月を応援してください」と、ファンに呼びかけた。

これを受け、桜井は「いつかは来るかと思っていたけど、話しがあった時は本当につらかった」と、橋本の決断を聞いた際の心境を告白しながら、「キャプテンとして、ななみん(橋本)の意見は的確で、頼りにしていたし、本当に助けられた」と感謝。生田は「ななみんの存在が本当に大きくて、いつも背中を追っていた。卒業するのは本当に寂しい」と涙ながらにコメントした。

橋本は、北海道出身で1993年生まれの23歳。乃木坂46第1期生の人気フロントメンバーで、「CanCam」の専属モデルとしても活躍してきた。ラストシングルとなる『サヨナラの意味』(11月9日発売)は、「サヨナラに強くなれ」という歌詞も盛り込まれ、卒業を決めた橋本にエールを送る楽曲となっている。