エティハド航空(本拠: アブダビ)は12月1日より、「日本線を重視し注力することの表れ」として、アブダビ=成田路線をボーイングB787ドリームライナーで運航する。

アブダビ=成田路線にボーイングB787ドリームライナーを導入

B787は同社が導入している最新の航空機のひとつで、ファースト・スイート(8席)、ビジネス・ステューディオ(28席)、エコノミー・スマートシート(199席)を搭載した3クラス。豪華なファースト・スイートにはプライベートなリビングスペースに、全長203cmのフルフラットベッドとなるポルトローナ・フラウ社の革張りシートを設置。同伴で搭乗する際、中央部の2つのスイートをつなぎ合わせ、ダブルベッドとして利用することもできる。

そのほか、24インチのLCDテレビモニター、パーソナル・ワードローブ、冷蔵ドリンクキャビネットを設置。また、ファーストクラスには専用の機内シェフが搭乗し、希望をうかがいながら機内に搭載された新鮮な食材を使い、オーダーメイドの食事を提供する。

ファースト・スイート

ビジネスクラスのビジネス・ステューディオは、全ての席から直接通路に出られる設計になっている。シートは最大で全長204cmのフルフラットベッドになり、従来よりパーソナルスペースを20%拡大させた。ボルトローナ・フラウ社製の革張りのシートにはマッサージ機能が内蔵され、自分で座席の硬さ・快適さを調節できる空気圧クッションコントロールシステムを備えている。また、18インチのパーソナルタッチスクリーンTV、ノイズキャンセリング・ヘッドセット、スリッパ、旅行ガイド「LUXE」とコラボしたパーソナルケア用品入りの特製アメニティーキットも用意している。

ビジネスクラスの機内食は、メインコースに3種類をそろえ、好きなタイミングで食事を楽しめる。また、ビジネスクラス専用に食のスペシャリストであるフード&ビバレッジマネージャーも搭乗し、メニューの選択やそれにあうワイン選びをサポートする。

ビジネス・ステューディオ

エコノミークラスのエコノミー・スマートシートは、独特な「固定ウイング」ヘッドレスト付きのシート幅48cmのシートを使用。各席に調節可能なランバーサポート、革新的な多用途に使えるピロー、11.1インチのパーソナルTVモニターを備えている。

エコノミー・スマートシート

パナソニックeX3エンターテイメントシステムが搭載され、高解像度スクリーンで合計750時間を超える映画、テレビ番組をオンデマンドで楽しめる他、いずれのクラスでも7チャンネルのライブテレビ放送、改良型ゲームを用意。また、携帯電話、Wi-Fiサービスも利用でき、USBポートと電源は各シートに設置されている。

日本語を話すキャビンクルーのほか、子どものケアをサポートするフライング・ナニーも乗務する

日本路線では日本語を話すキャビンクルーも必ず搭乗。また、チャイルドケアで知られる英国のノーランドカレッジで訓練を受けたフライング・ナニーも乗務し、小さな子どもと一緒の家族をサポートする。