エア・カナダは9月28日、中部国際空港(セントレア)=バンクーバー国際空港を結ぶ直行便を2017年6月2日より開設することを発表。同路線は、エア・カナダ ルージュのボーイング767-300ER型機にて最大週4便体制で運航し、エコノミークラスとプレミアムクラスを提供する。

エア・カナダ ルージュのボーイング767-300ER

中部=バンクーバー線は9月29日より販売を開始。また、近日中に就航記念セールも予定している。

同路線のほかエア・カナダとエア・カナダ ルージュとで、2017年6月1日からトロント=ベルリン線(ボーイング767-300ER)を週4便、6月8日からバンクーバー=台北線(ボーイング787-9)を1日1便、6月9日からモントリオール=マルセイユ線(ボーイング767-300ER)で週3便、6月28日からモントリオール=アルジェ線(ボーイング767-300ER)を週4便、7月1日からトロント=ムンバイ線(ボーイング787-9)を週3便、それぞれ開設する。なお、中部=バンクーバー線、バンクーバー=台北線、モントリオール=アルジェ線の3路線は政府認可条件付きとなる。

AC1955月曜発は2017年7月31日~9月25日まで、AC1956の火曜発は2017年8月1日~9月26日まで運航予定

新たに開設するトロント=ムンバイ線はカナダとインドを結ぶ3番目の路線となり、中部は日本で4番目の就航空港となる。これにより、カナダとアジアを結ぶ路線は中東を含め計21となる。また、ベルリン線とマルセイユ線によりヨーロッパ路線は来夏で計44路線となるほか、アフリカ線2番目の就航となるアルジェ線とで、エア・カナダは6大陸全てに就航する航空会社となる。

エア・カナダ ルージュは、エア・カナダが設立したレジャー航空会社。トロントを起点とし、ヨーロッパ(エジンバラ/ベネチア/アテネ/リスボン/ダブリン/ニース/バルセロナ/ローマ/マンチェスター)、カリブ(キューバ/コスタリカ/ジャマイカ/ドミニカ共和国)、メキシコ(複数都市)、アメリカへの人気の観光路線において運航。2015年5月には、アジアで初めての就航先として関空=バンクーバー線を就航した。