お笑いタレントの明石家さんまが、21日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『ホンマでっか!?TV 人生相談SP』(21:00~22:48)で、ゲスト出演した女優の吉田羊の悩みを聞いて、「タチ悪いなー!」と突っ込んだ。

明石家さんま(左)と吉田羊

吉田は「ほかのことが気になって集中力が続かない」という悩みを告白。「セリフ覚えたりするときに、10分くらい覚えたら『水飲もう』とか『おやつ食べよう』とか、映画を1本見たり…本来やるべきことに集中するためにはほかのことをやらないと続かない」と明かした。

また、「人の話を聞いていても途中から聞いてない。自分から質問しておいて答えを聞いてないことがよくあります」と打ち明けると、スタジオは爆笑。吉田は「質問した時点では興味を持って聞くんですけど、オチにいくまでに飽きちゃう」と続け、「途中で自分でも聞いてないなってわかる。相手に聞いてなかったって言うのが失礼な場合はスルーしますし、聞き直せる場合は『ごめんね、最後1分くらい聞いてなかったからもう1回話して』って」と説明した。

10月11日スタートの同局のドラマ『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』で共演する高橋克典は、「すごく丁寧にしゃべってくれる。つまらない話でも興味あるみたいに。で、そのあと何かの質問を投げかけたら、『え!? あー、なんとかですよね』ってその時点で考えて答えをくれたのでこれ聞いてなかったなって」と、吉田が話を聞いてないとわかったエピソードを披露。吉田が「今その話を聞いて、何の質問されたか覚えてない。たぶん聞いてないんです」と言うと、さんまは「タチ悪いなー!」と笑った。

吉田の悩みについて、心理評論家の植木理恵氏は「吉田さんは集中しないでやっても最終的になんとかなるという自信があるんだと思う。自信がない人は集中する」と分析。人の話を全部聞かないことについても、「自分には関係ないとか役立つとかが瞬時にわかる人。何が必要で何がいらないかっていうことがわかる人だと思う」と話した。また、教育評論家の尾木直樹氏は「学校でも、集中力なさそうに見えるのに成績のいい子がいる。そのタイプだと思う。頭がいいんだと思う」と推測した。